図面管理アプリ【6選】おすすめアプリを比較・無料あり

図面管理アプリ【5選】おすすめアプリを比較・無料あり

建設業界の施工現場では、数十枚〜数百枚程度の図面を管理・保管しなければなりません。膨大な資料の中から、必要な情報を探すには時間と手間がかかります。

上記の悩みを解決するのが、図面管理アプリです。図面管理アプリは、施工現場に必要な図面データの保管・編集に特化しており、さまざまなアプリがあります。

この記事では、図面管理アプリの概要・機能、おすすめアプリ6選を紹介します。図面管理アプリの導入のポイントもあわせて解説しているため、最後までご覧ください。

目次

図面管理アプリとは?

図面管理アプリとは?

図面管理アプリとは、工事現場で使用する図面データを保管・閲覧・編集できるITツールのことです。紙媒体の図面とは違い、スマホ・タブレットがあればどこでも図面の確認ができます。

また、図面データに名前を付けて保存しておくと、膨大な図面もいち早く検索することが可能です。

施工現場によっては、工程で図面の変更が行われるケースもあります。図面管理アプリを利用すると、その都度最新のデータを関係者にリアルタイムで共有できます。

図面管理アプリの主な3つの機能

図面管理アプリの主な3つの機能

図面管理アプリの代表的な3つの機能について解説します。

図面管理

図面管理アプリは、図面データを管理する機能がメインです。工種・カテゴリーなど、細かくフォルダを分けられるため、図面検索の時間を短縮します。

図面管理アプリを利用すると、現場に図面を持ち運ぶ必要がなくなります。スマホ・タブレットで図面を管理できるため、紙媒体と比較して天候を気にする必要がなくなることが特徴です。

図面情報の共有

図面管理アプリは、インターネット接続ができる場所であれば、どこからでも図面データを確認できます。現場監督や関係者も手軽に確認できるため、スムーズな施工ができるでしょう。

図面書き込み機能

図面データに直接メモを書き込めるアプリもあります。そのため、施工現場に足を運ばなくても、的確な指示ができることもポイントです。

図面に直接書き込むことで、関係者にもわかりやすく施工手順を伝えられるでしょう。

図面管理アプリを導入することで得られるメリットとは?

図面管理アプリを導入することで得られるメリットとは?

図面管理アプリの導入により得られるメリットは次の3つです。

  • 最新情報をリアルタイムで共有できる
  • ペーパーレス化の促進
  • 持ち運びが簡単になる

図面管理アプリはクラウドで管理しているため、最新情報をリアルタイムで共有できます。図面の変更が多い現場もあるため、施工管理を円滑に手助けしてくれるでしょう。

図面管理アプリを導入すると、紙媒体の資料が不要となります。資料が必要なくなり、ペーパーレス化によるコスト削減につながります。

また、現場へ足を運ぶ際の持ち物がスマホ・タブレット一つで良いこともメリットの一つです。

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図面管理アプリおすすめ6選

図面管理アプリの機能や特徴について解説しました。下記では、おすすめの図面管理アプリ6選を紹介します。

【1】KANNA

【1】KANNA
引用元:KANNA公式

株式会社アルダグラムが提供するカンナ(KANNA)は、アプリ満足度ランキングNo1の施工管理アプリです。

シンプルで直感的な操作性が好評でAppStoreのユーザーレビューでも常に高得点を維持しています。

KANNAは施工管理アプリですが、基本機能の中に図面管理が含まれています。

現場ごとの図面・資料データを一元管理することが可能です。

またチャット機能も使えるため、図面の変更があった際の報告をアプリ一つで行えます。

料金面においてもメリットが大きく、

下記オプションの有無等で月額料金は変動する為、是非資料をダウンロードして自社に適したプランを選択してみてください。

  • 案件カスタマイズ
  • 報告カスタマイズ
  • フォルダテンプレート
  • グループ機能
  • 電子小黒板
機能・できること図面・資料管理
日報チャット機能
工程管理
工事黒板
など
料金初期費用:0円
運営会社株式会社アルダグラム
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【2】Site Box

SiteBox
引用元:Site Box公式

SiteBoxは、土木現場に特化したアプリです。SiteBoxの写真管理機能の特徴は以下の通りです。

  • 撮影した写真の自動振分機能
  • 電子小黒板に対応した写真撮影が可能
  • 工事写真のレイヤ化
  • 撮影した写真データのクラウド保存
  • 改ざん検知機能

SiteBoxは、電子小黒板に対応した写真の撮影ができ、撮影した写真を「KSデータバンク」で保管できます。撮影した写真をWi-Fi経由で保存できるため、カメラとパソコンを接続することなく、データのやり取りができます。

※KSデータバンクとは、クラウド上のサーバーに保管するサービスのことです。

また、写真の改ざん検知機能が搭載されているため、電子納品の際も安心して利用できるのが特徴です。

機能・できること現場管理 、写真管理、電子黒板、画像・黒板のレイヤ化
料金siteboxの料金は無料
※siteboxを利用する際は「KSデータバンク」の契約が必要
KSデータバンク:年間6,600円(税込)ライセンス数:無制限
運営会社株式会社建設システム(KENTEM)

【3】Photoruction

【3】Photoruction
引用元:photoruction公式

Photoructionは、「建設を限りなくスマートに」をコンセプトに掲げている施工管理アプリです。下記で紹介する3つの項目で、No1を獲得した実績があります。

  • 生産性の向上が期待できる
  • サポートが充実の
  • 建設業従事者に推奨したい

(参照:日本マーケティングリサーチ機構調べ「2021年4月期ブランドのイメージ調査」)

Photoructionでは、容量の大きな図面を独自技術により、高解像かつ高速での閲覧が可能です。なお、保存された図面データには、矢印・計測・メモ・などの情報を追加できます。

図面管理もできる施工管理アプリを探している方におすすめです。

機能・できること図面管理
工程管理
写真管理
電子黒板 など
料金初期費用:0円
利用者数に応じた月額料金
※詳細を知りたい方は、公式ページもご覧ください
運営会社株式会社フォトラクション

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【4】SPIDERPLUS

【4】SPIDERPLUS
引用元:SPIDERPLUS公式

SPIDERPLUSは、建設業・メンテナンス業における図面のデータ管理をタブレット一つで行えられるiPhone・iPad向けのアプリです。契約ユーザーが65,000人を超える実績があります。

SPIDERPLUSでは、カテゴリーごとに図面管理・閲覧ができます。複数の現場を受け持つ方におすすめの機能と言えるでしょう。

また図面の縮尺を設定し、図面に描かれた箇所の距離や面積、周長を測定できる機能もあります。紙の書類で図面を持ち込むよりも現場での実用性に優れていることがポイントです。

機能・できること図面管理
図面の統合
工事写真保存
報告書作成 など
料金要問い合わせ
運営会社スパイダープラス株式会社

【5】CheX(チェクロス)

【5】CheX(チェクロス)
引用元:CheX公式

CheXは、株式会社YSLソリューションが提供している図面管理アプリです。CheXは、プロジェクト関係者の情報共有ができるため、ペーパーレス・打ち合わせ時間の削減に貢献します。

CheXの図面管理は、図面を更新すると自動でメールを送信してくれます。情報伝達のタイムラグをなくし、最新情報を確認しながら施工できるのがポイントです。

CheXは図面データを保存する機能があります。電波の悪い現場でも図面の確認ができるのが特徴です。

機能・できること図面・書類の管理
図面に書き込めるメモ機能
写真管理
CAD・BIMファイルの表示 など
料金要問合せ
運営会社株式会社YSLソリューション

【6】eYACHO

【6】eYACHO
引用元:eYACHO公式サイト

eYACHOとは、2015年にスーパーゼネコンの大林組とMetaMojiが共同開発した、スマホやタブレットで活用できる大規模建設会社向けの施工管理アプリです。

eYACHOは、PDF・資料などの図面に縮尺を設定できます。縮尺に連動したツールもあるため、現場で簡易作図も可能です。

また、前述して紹介した「CheX」「SPIDERPLUS」と連携できるのも魅力の一つ。複数のツールと併用できるため、図面管理の効率化に役立つでしょう。

機能・できること図面管理
作業計画
野帳のデジタル化
工事黒板 など
料金初期費用:330,000円(税込)
1ライセンスあたり 年間:30,800円(税込)
※最小5ライセンスから購入が可能です。そのため、初期費用と合わせると484,000円(税込)が初年度にかかります。
運営会社株式会社 MetaMoj

図面管理アプリを選ぶ3つのポイント

図面管理アプリを選ぶ3つのポイント

「図面管理アプリを導入する上で選ぶポイントが知りたい」という方も多いのではないでしょうか。下記では、図面管理アプリを選ぶ3つのポイントについて解説します。

必要な機能は搭載されているか

図面管理アプリにより、搭載されている機能が異なるため、自社で利用したい機能を確認することが大切です。

また、同じ名称の機能でもアプリごとに違いがあります。「どのような機能なのか」を明確にすると、自社に最適なアプリが見つかるでしょう。

機能について気になった際は、公式ページにある相談窓口を利用し、悩みを解決させてくださいね。

PC以外からのアクセスは可能か

図面管理アプリを利用する際は、スマホ・タブレットで利用できるかを確認しましょう。図面の持ち運びをなくすために、図面管理アプリの導入を考えている方も多いと予測します。

現場で利用することを考え、スマホ・タブレットで利用できないと導入するメリットが減少します。

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図面の検索精度は高いか

図面管理アプリには、図面検索機能が搭載されています。現場規模や現場数により、検索精度が高くないと図面を探すまでに時間がかかります。

フォルダごとの検索なのか、現場ごとの検索なのかを把握しておくと、いざというときに安心です。

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まとめ

まとめ

図面管理アプリの概要とおすすめアプリ6選を紹介しました。図面管理アプリの導入により、現場へ携行するものがスマホ一つで解決します。

建設業界では図面変更が多い現場もあるため、図面管理アプリを活用し業務を円滑に進められる工夫が必要となってきます。まだアプリを導入していない方は、図面管理アプリの選び方を参考にして、自社に最適なツールを選択しましょう。

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