建設業界での施工管理や現場管理にアプリを導入したいと考えているけれど、色々とあり過ぎて、どれを選べばいいかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
今回は、建設・メンテナンス業向けのアプリ「スパイダープラス」をご紹介します。
機能や料金、口コミなど導入の前にぜひチェックしてみてください。
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スパイダープラスとは
スパイダープラスとは、建設業、メンテナンス業務における図面や帳票のデータ管理をタブレット一つで行う事ができるiPhoneやiPad向けの施工管理アプリです。
今までは、現場に大量の書類データを持ち込んでいたという方や事務作業を行うために現場と事務作業を何度も往復していた。
というような方も、スパイダープラスでデジタル管理をする事で作業の簡略化や情報の一括管理が可能となります。
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スパイダープラスの機能・特徴
スパイダープラスには様々な機能があり、それらを使いこなす事で、作業時間の削減や効率化が実現できます。
まずは、スパイダープラスにどのような機能が備わっているのかについて紹介していきましょう。
図面管理
スパイダープラスを使えば、現場で使用する図面もデジタル化することができます。
iPadなどのタブレットでデータを開くことで、どこでも閲覧する事が可能。
図面への書き込みや修正なども現場ですぐに行う事ができ、すぐにデータを共有する事ができます。
また、図面の縮尺を設定し、図面に描かれた箇所の距離や面積、周長を測定できる機能もあり、紙の書類で図面を持ち込むよりも現場での実用性に優れています。
工事写真保存機能
現場で撮影した写真を写真帳にしてまとめる事ができます。
写真帳には現場の状況や情報を工事写真とともに書き込むこともできるため、簡潔に記録することができ、現場の関係者との情報共有に役立ちます。
帳票出力・報告書作成
現場で撮影した大量の写真データをエクセルやPDFで帳票出力する事ができます。
この機能を使うことで、報告書作成もスパイダープラスで行う事ができ、従来は現場から事務所に帰って作業をしていたと言う方も、タブレット一つで完結する事ができます。
複数現場の管理
複数の現場を同時に管理する様な場合、それぞれの現場の状況把握が大変になります。
そんな時にも、スパイダープラスを使うことで、現場ごとのデータを一括管理する事ができ、それぞれの関係者ともデータの共有が可能なため、離れた現場へも的確な指示が送れるようになります。
複数の現場を抱えているが故の認識の違いなどのトラブルを未然に防ぐことにも役立ちます。
複数図面の統合
複数の人が図面に書き込んだ作業データもスパイダープラスなら一つの図面にまとめる事ができます。
これにより現場の進行状況を常に共有する事ができ、認識のズレなどが生じないため、現場のスムーズな進行に役立ちます。
スパイダープラスの費用・料金
スパイダープラスの料金は公表されていません。
具体的な費用やプランは、企業の規模や現場に合わせて提案してくれる為、気になる人は問い合わせをしてみてください。
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スパイダープラスの評判・導入事例
スパイダープラスを実際に導入した企業の声を紹介していきます。
導入のきっかけや使用してみた口コミを通して、スパイダープラスに対する利用者の声を確認してみましょう。
青木あすなろ建設
スパイダープラスを選んだ理由としては、当然選定基準にあったポイントを解消してくれるという点が大前提でした。
引用元:スパイダープラス公式
スパイダープラスはデータをタブレットで管理する、写真整理の効率化、仕上げ検査のIT化といった点を解消してくれる点に加えて、他社よりもコスト優位性がありました。
また、なんと言ってもレゴリスさんは顧客のことを見ている企業だと感じた点が大きかったですね。
導入するかを最終決定をする打ち合わせの前に「こういうことができるともっと良いよね」と伝えていたのですが、レゴリスさんは打ち合わせ日までに要望していた点に対応してくださっていました。
西田工業株式会社
興味を惹かれた機能が3つありました。電子黒板、図面管理、写真整理です。
引用元:スパイダープラス公式
現場では黒板やホワイトボードを使っていました。直接手書きしたり、現場員がCADで書いた略図を印刷し貼り付けたり、伸縮式の棒がついた手持ちのホワイトボードを利用することもありました。略図を準備する段取りや、略図を印刷する紙は使い捨てですからコストが発生します。手書きだと見やすさに個人差が出てきてしまったり、雨や風の影響も受けます。現場は荷物が多くなりがちですが、黒板を持つこと自体も負担になりますし、写真を撮り忘れた場合の対応や、何より置き忘れるということもつきものだったのです。
SPIDERPLUS の電子小黒板を使うことで、現場の人員削減もできました。今まで3名で行っていた検査を2名で出来るようになったのです。今まではスタッフの手配だけでなく、荷物の持ち忘れを心配していましたが、SPIDERPLUSの入ったタブレットさえあればいいので検査作業はとても楽になりました。
鴻池組
様々なシステムを比較検討している中で、弊社(鴻池組様)で活用する場合、どうしても標準機能だけでは足りない機能がでてきたのです。その点に関しては別途、カスタマイズをしてもらうことにしたのです。
引用元:スパイダープラス公式
そこでレゴリスさん以外のシステム会社にもカスタマイズの依頼をしたのですが、あまりカスタマイズに応じてくれなかったという感覚を持ちました。見積りに関しても、弊社はソフトウェアの開発に関しての知識を持っていないため、「何にいくら費用がかかり、その開発費用になるのか」ということがわからなかったのです。
しかし、レゴリスさんにカスタマイズ依頼の見積りをしたところ、自社でも建設事業を行っているため、同じ目線でこちらにもわかるようにカスタマイズの説明をしてくれました。見積り費用に関してもレゴリスさんと他のシステム会社とは10倍くらいの差があったと記憶しています。
弊社では100人を超える人数がiPad miniでスパイダープラスを活用しています。ある現場では図面管理や仕上げ検査にて効率化が進み、80%向上したという声も上がってきています。正確な効果に関しては現在、現場にヒアリングして検証しているところです。
これからの建設・建築業界は人手不足が加速している中、工期の短縮、品質の要求項目はどんどん上がってきています。必然的に現場での作業の効率化を実現しなければならなくなってきています。
スパイダープラスの総合評価
スパイダープラスを導入する事で最も期待できるのが作業の効率化です。
書類のデータ化やペーパーレス化を進めることで、作業の簡略化や時間の削減が可能となり、結果として仕事の効率をあげることに繋がります。
また、他の施工管理アプリと比較してもスパイダープラスの機能は豊富なため、様々な用途に使用可能な点もメリットと言えます。
導入実績も申し分ないですし、アップデートも頻繁に行われているため継続的な業務改善に期待ができるでしょう。
一方で企業での大規模導入には、それなりの費用がかかる点、アプリの操作方法などを従業員に覚えてもらう必要性など、導入にはそれなりの手順を踏む必要があることも留意しておきましょう。
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まとめ
今回は、建設業界での施工管理、現場管理に役立つスパイダープラスの紹介をしてきました。
作業の効率化を図る事ができるスパイダープラスは、多くの建設会社などで導入されています。
こういったアプリの導入は初めてという企業も、この機会にぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。