日々の業務の中でプロジェクトなどの納期は遅れてはいけない非常に重要なことです。
そんなプロジェクトの進捗管理は労力がかかり、業務の負担になり効率化できないかと悩まれている企業の方も多いかと思います。
そんなプロジェクト管理やタスク管理に役立つのが、ツールの活用です。
そこで今回の記事では、数あるプロジェクト、タスク管理ツールでシンプルで高性能な「Jooto」について解説します。
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Jootoとは
Jootoは、株式会社PR TIMESが運営するプロジェクト管理ツールです。
「誰でも、簡単に、直観的に使えるツール」をコンセプトとしており、シンプルで高機能なツールに仕上がっています。
進捗管理、スケジュール管理などのさまざま管理が行え、活躍する場面が多い機能を有しています。
タスク管理やリマインドなどの個人のプライベートで利用している方もいるようです。
現在、20万人以上のユーザーが利用しており、優れたプロジェクト管理ツールであるといえます。
運営元『株式会社PR TIMES』について
以下では、Jootoを提供している株式会社PR TIMESの企業情報を紹介しています。
会社名 | 株式会社PR TIMES |
所在地 | 【本社オフィス】〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F |
代表者 | 山口 拓己 |
設立日 | 2005年12月26日 |
資本金 | 420,660千円(2022年2月末日現在) |
社員数 | 79名(正社員、2022年2月末日現在) |
各種資格 | 届出電気通信事業者 A-04-20101プライバシーマーク登録番号 10823454号 |
Jootoの機能・できること
Jootoはシンプルで直感的に使用できるように、基本操作はドラッグ&ドロップで行えるわかりやすい操作性が魅力です。
さらにプロジェクト管理に便利な機能があります。
- タスク管理機能
- 数値管理機能
- コミュニケーション機能
- 外部連携機能
- データ共有、ファイル管理機能
上記のJootoの機能を簡単に紹介していきます。
タスク管理機能
チームメンバーの進捗管理、タスクの量など一目で把握することが可能。
チェックリストやカテゴリー設定でより細かく効率的なタスク管理が行えます。
数値管理機能
各タスクの予定と実績の設定が可能であり、リストごとの合計を一目で確認できます。
チームの達成状況、フィルター機能との組み合わせで集計も簡単に行うことが可能です。
コミュニケーション機能
タスク内で質問や報告などの報連相が可能であり、データのやり取りも行えます。
タスクの問題の早期解決や、情報のとりこぼしを防ぐことができます。
外部連携機能
GoogleカレンダーとSlack/chatworkの連携が可能。
連携することでGoogleカレンダーでのスケジュール確認や、タスクの更新、コメントに対する通知確認がスムーズに行えます。
データ共有、ファイル管理機能
タスク内でデータやファイルの共有が可能。
タスクごとにまとめてデータの管理が行えるため、過去のプロジェクトのデータやファイルを探しやすくなります。
Jootoの費用・料金
プラン | 無料プラン | スタンダードプラン | エンタープライズプラン | タスクDXプラン |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 有 | 有 |
月額費用 | 0円 | 1ユーザーあたり417円 | 1ユーザーあたり980円 | 要お問い合せ |
ユーザー数 | ~4人 | 1人~ | 1人~ | 人数無制限 |
データ上限 | 1組織あたり100MB | 1ライセンスごとに5GB | 1ライセンスごとに10GB | 2TB |
1ファイル上限 | 10MB | 300MB | 1GB | 1GB |
Jootoの評判・導入事例
実際にJootoを導入している企業の導入事例を紹介します。
【シュンビン株式会社】
ブランディング、Web制作、デザインなど
多岐にわたる事業の案件をJootoで「見える化」
・抱えていた課題
担当者が個別で案件の進行管理を行っていたため「属人化」が起きていた。
社内で作業状況を共有できるツールがなく、全体の動きを把握できていなかった。
フロアの階層が分かれていることで、社員間で情報共有をしにくい環境になっていた。
・解決したこと
「案件の見える化」を実現できた。
社内全体で必要な情報を共有できるようになった。
ラベル機能を活用することで案件の状況をひと目で分かるようになった。
(引用元:Jooto公式HP)
【ユニオン化成株式会社】
50年間残り続けた「紙ベース」の業務を「ペーパーレス」へ
Jootoで業務管理や情報共有のDX化を推進
・抱えていた課題
部署間をまたいだ確認業務と社内回覧について社内全体ですぐに共有できるツールがなかった。
進行表や書類を他部署に渡す際、デスクに置くなど、他の書類と混ざるリスクがあった。
社内回覧の書類を引き出しに入れてしまい、全員に回覧されないことも起きていた。
・解決したこと
部署間をまたいだ確認業務や社内回覧において、情報共有を漏れなくできるようになった。
他の情報と混ざることなく、対象者へ必要な情報を発信できる仕組みができた。
未回覧の人に向けて「見てください」とフォローアップできる体制が整った。
(引用元:Jooto公式HP)
【株式会社ダイキアクシス】
属人化しやすい情報システム部門の管理業務に。
「Jootoの上手な使い方」を参考に仕事の標準化を目指す
・抱えていた課題
スプレッドシートでWBSとガントチャートを作成していたが、操作性が悪く画面も見にくかった。
情報が集約されておらず、業務管理は属人化。担当引き継ぎ業務は複雑で、時間もかかっていた。
・解決したこと
タスクから自動生成されるガントチャートはドラッグ&ドロップでの操作が可能。「画面デザインも見やすい」と社内の声。
Jooto上に情報集約することで、新入社員も全体像の把握が可能に。チェックリストを活用し、さらなる仕事の標準化に期待。
(引用元:Jooto公式HP)
【ITreviewレビュー】
チームメンバーとのタスク共有
・良いポイント
個人で行っていた業務を複数人で行うようになるタイミングでjootoの活用を始めました。
まだチームメンバーは2名なので無償利用ですが、業務の見える化、タスク共有が非常にしやすいです。
・改善してほしいポイント
各タスクに対してもう少し色々と情報付けれると、jootoだけで完結できる業務の幅が広がるような気がしています。
といっても無償プランなので機能としては大満足です。
(引用元:ITreviewレビュー)
Jooto導入の流れ
Jooto導入の流れは、5つの手順で行います。
手順 | 内容 |
---|---|
①導入前のヒアリング | 業務フローを把握し、活用方法を共有 |
②システム設計 | 業務フローに合わせて、カスタマイズ |
③システム構築 | カスタマイズされたJootoを構築 |
④システム導入 | Jootoを使いこなせるようにトレーニング |
⑤サポート体制 | 導入後の利用を万全にサポート |
以上がJootoの導入のステップです。
その他にJootoの定着を早めるための「導入支援プログラム」があり、早期にツールの定着が行えます。
有料であるため、コストがかかりますが早期のツール定着を考えられている企業の方におすすめなプログラムです。
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Jootoの総合評価
以下では、Jootoを導入している企業の声をもとにした、メリット・デメリットについて紹介します。
Jootoを導入するメリット
Jootoを導入するメリットは3つあります。
- シンプルな操作性でタスク管理が可能
- スケジュールの可視化により管理が可能
- 外部ツールとの連携することが可能
Jootoでは、アナログでの付箋を貼るような感覚で、シンプルにタスク管理が行えます。
表示画面についてもシンプルでわかりやすいため、誰でもすぐに慣れて使用することが可能です。
ラベル機能があり、タスクの優先順位や種類の分類に便利な機能です。
次に、ガンチャートによってスケジュールの可視化を行うことができます。
工程管理などに利用されるガンチャート形式であるため、スケジュールが明確になり、さらに可視化によって管理を簡単にしてくれます。
日々の業務に追われながらも、スケジュール管理が行えるため、余裕のある業務遂行が可能です。
さらにJootoは、グーグルやチャットワークなどの外部ツールとの連携を可能としています。
現在利用中のツールとの連携ができれば、タスク作成などの作業がリアルタイムで通知され、スムーズに業務を行うことができます。
Jootoを導入するデメリット
Jootoのデメリットには下記があります。
- 5人以上の利用では有料となる
- 機能に物足りなさ心配
- 障害が発生すると使用できない
Jootoは4人までは無料プランで、全ての機能が使用可能ですが、それ以上に人で利用する場合は有料プランへの変更が必要です。
使いやすく、シンプルを特徴としたプロジェクト管理ツールであるため、機能に物足りなさが出る可能性があります。
業務効率化へ向けて必要な機能があるのか、よく確認することが必要です。
Jootoは、クラウド型のツールであるため、サーバーが落ちた場合などは、使用できません。
メリットばかりでなく、デメリットについてもよく理解しておきましょう。
まとめ
タスク、プロジェクトの管理をシンプルにわかりやすく行える「Jooto」は、導入企業約1900社、利用ユーザー40万人以上も存在するツールです。
企業の管理業務は労力がかかり、効率化が難しい業務のひとつです。
そんな企業の悩みを解決する「Jooto」の機能です。
まずは無料プランで使用感や自社との相性を確認し、適しているかの判断を行うことから始めましょう。
十分な機能を有しているツールといえますので、ぜひ使用を試してみることをおすすめします。