設備点検のとき、タブレットは使える?
タブレットによる設備点検のメリットはある?
以上の疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
施設のメンテナンスをはじめ、点検業務をしている方には、タブレットを利用した設備点検システムの導入がおすすめです。
タブレットによる設備点検は、紙ベースの作業からの解放・時間と労力コストの削減・作業員の負担軽減にもつながります。
本記事では、タブレット対応の設備点検システムの紹介や導入するメリットを紹介しています。
自社に導入できるか、ぜひ検討してみましょう。
未だ紙ベースが主流の設備点検
現在でも、設備点検は多くの業界で紙ベースが主流です。
しかし、DX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進やテクノロジーの進化により、従来の手法の限界が浮き彫りになっています。
紙ベースの点検は手作業が中心で、情報の集約や共有が難しくヒューマンエラーのリスクも高いです。
一方で、デジタル化した点検は業務効率化やデータの正確な管理を可能にし、リアルタイムでの情報共有もできます。
以上のような背景から、多くの企業や組織がDX化を進め、設備点検のデジタル化に取り組みはじめています。
タブレットを活用した設備点検システムの導入により、これからの時代に合ったスマートな点検手法が進んでいくでしょう。
設備点検は義務
設備点検は、私たちの安全と法的遵守の観点から重要な義務です。
労働安全衛生法や消防法など法令により、建物や機器の点検は定期的におこなうべき検査とされています。
設備の点検をすることは、労働者の健康と安全を保護するため、また火災や事故のリスクを最小限に抑えるための措置です。
設備点検を怠ってしまうと、法的な違反となり、安全をおびやかすことにもつながります。
よって、定期的に設備点検をすることは、法律遵守とともに社会全体の安全を確保するために重要な点検業務といえます。
設備点検でタブレットを使うメリットは?
設備点検において、タブレットを活用するメリットは以下の3つです。
- リアルタイムで情報を共有できる
- ペーパーレス化が促進する
- 設備点検の作業効率が上がる
一つずつ解説しているので、導入を検討するうえでの参考にしてみてください。
リアルタイムで情報を共有できる
タブレットを導入することで、点検作業の結果や異常をリアルタイムで共有できます。
例えば、現場で問題が発生したときに入力内容を関係者が瞬時に確認できることで、適切な対処を迅速におこなえます。
現場の作業員は、タブレットを使って現場の状況を撮影しておくことも可能です。
経験の浅い点検者が無事に作業できているかのチェックもしやすくなります。
ペーパーレス化が促進する
従来の紙ベースの点検は、多くの資料を扱うため整理が大変でした。
タブレットを使用すれば、大量の紙や書類を持ち歩く必要がなくなります。
事務所に溜まっていく書類をクラウド保管することで、スペースの確保や環境への配慮にもつながるでしょう。
またデジタル上でデータを収集・保存できるので、資料の紛失や手書きによるヒューマンエラーのリスクを軽減できます。
例えば、点検記録の検索や保管が簡単になり、必要な情報へのアクセスもしやすくなります。
設備点検の作業効率が上がる
タブレットでは、事前にテンプレートから作成した点検シートもとに記入できるため、作業時間の短縮につながります。
例えば、設備ごとのチェックリストを事前に登録しておけば、作業員は項目をタップしていくだけで完了します。
現場作業が楽になるだけでなく、紙で記録して、事務所に戻ってから転記・データ集計する手間なども省けるのです。
作業の効率が向上し、1箇所の点検にかかる時間を短縮すれば、1日に複数箇所の点検ができます。
従来の点検数の限度を超えられるため、事業の拡大にもつながるでしょう。
【タブレット対応】設備点検システムおすすめ5選
タブレットに対応した設備点検システムのおすすめ5選を紹介していきます。
点検業務の効率化に大きく貢献するので、ぜひ自社で導入できるか検討してみましょう。
サクミル
機能・できること | 顧客・案件管理 報告書作成 ファイル管理 見積・請求管理 原価・粗利管理 など |
料金 | 初期費用:0円 月額費用:4,000円〜 ※2ヶ月間の無料トライアルあり |
運営会社 | 株式会社プレックス |
サクミルのおすすめポイント
- 業界最安水準のコストパフォーマンス
- 50代の現場職を想定して開発した使いやすさ
- すごいベンチャー100に選出
編集部コメント
すごいベンチャー100にも選出された施工管理アプリがサクミルです。
顧客情報を案件やスケジュール、各種書類と紐付ける事が出来る為、一元管理が可能となります。
クラウド管理の為、ネット環境さえあればどこでも情報を確認できます。
サクミルは、30アカウント300GBで月額4,000円という業界最安水準のコストパフォーマンスが特徴的。
また利用者は40代~60代がメインの為、普段PCやスマホに慣れない人でも利用出来るよう、使いやすさにもこだわって作られています。
2ヶ月間の無料トライアルも用意されている為、下記公式HPからお試し利用をしてみてください。
KANNA
機能・できること | チャット 現場のリアルタイム共有 物件管理 顧客管理 現場管理 |
料金 | 初期費用:0円 月額:0円~ ※プランによって変動あり |
運営会社 | 株式会社アルダグラム |
KANNAのおすすめポイント
- 直感的でわかりやすいデザイン
- 複数の現場をまとめて管理できる
- 自社に応じたカスタマイズができる
編集部コメント
「KANNA」は、アルダグラム社が提供するアプリで、建設・不動産・建物管理などの業務をスムーズに進めるのに役立つツールです。
シンプルで使いやすいインターフェースで、パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用できます。
導入企業は30,000社以上で、アプリ評価もNo.1を獲得しています。
現場の点検効率を良くするのはもちろん、管理者側もリアルタイム共有によって確認できるため、施設管理の業務の手間が簡素化されるでしょう。
また、初期費用・月額0円~で基本機能を利用することが可能です。
「設備点検の業務を効率化したい」、「まずは無料でシステムを導入したい」という企業は、ぜひKANNAの利用を検討してみましょう。
ビルカン
機能・できること | 図面管理 書類管理・検索 報告書作成 ファイル管理 設備管理 など |
料金 | 要問い合わせ ※1ヶ月間の無料トライアルあり |
運営会社 | 株式会社FLINTZ |
ビルカンのおすすめポイント
- ビルメンテナンスに特化したシステム
- 報告書の作成・共有にかかる時間を大幅削減
- 1ヶ月無料のトライアル期間あり
編集部コメント
「ビルカン」は株式会社FLINTZが提供するビルメンテナンス会社に特化したシステムです。
日常業務である報告書の作成・共有や建物の状況管理などにかかる時間を大幅削減してくれます。
随時新しい機能がアップデートされており、紙に書いた報告書をスマートフォンで撮影しアップロードするだけで自動でデジタル化してくれる機能などもリリースされました。
ビルカンはスマホ・タブレットでも利用出来る為、どんな企業でも利用しやすいのが特徴です。
今なら1ヶ月間無料で全ての機能を利用出来るトライアル期間がある為、まずは資料請求をして自社に適したシステムかどうかを確認してみましょう。
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アズビルBOSS-24
機能・できること | 設備診断データ管理 防犯・防災管理 環境衛生管理 テナント対応管理 在庫管理(備品・消耗品など) |
料金 | 要問い合わせ |
運営会社 | アズビル株式会社 |
アズビルBOSS-24のおすすめポイント
- 24時間365日の遠隔操作
- 管理データを収集して分析できる
- 建物全体を一元管理できる
編集部コメント
BOSS-24は、アズビル株式会社が提供するビルメンテナンスシステムで、公共施設や病院・学校などでも幅広く利用されています。
設備の保守だけでなく、防犯や防災管理・データ管理による分析など多岐にわたるサポートを提供し、特に消防署や警備業者との連携しているのも大きな特徴です。
さらに24時間365日の遠隔監視による強力なサポート体制が整備されており、コールセンターや部品の在庫管理など、万が一のトラブルにも迅速な対応ができます。
「ビル管理をオートメーション化したい方」、「つねにビル運営のサポートが必要な方」は、以下のリンクをご覧いただき、詳細を確認してみてください。
点検エース for Excel®
機能・できること | 報告書作成 写真データ管理 リアルタイム共有 定型文入力ツール タブレットによるカメラ撮影 |
料金 | 1年パッケージ(1ライセンス):55,000円 1年パッケージ(5ライセンス):165,000円 |
運営会社 | 株式会社ビジー・ビー |
点検エース for Excel®のおすすめポイント
- 既存のExcelファイルを活用できる
- 問題点を簡単にハイライトできる
- タップのみで入力ができる
編集部コメント
点検エース for Excel® は、株式会社ビジー・ビーが提供しているシンプルな操作性で誰でも使いやすい設備点検システムです。
タブレットによる簡単操作で、手書きによるミスや時間のロスを削減します。
また従来のExcelによる報告書をタブレットに移すことができるため、システムを導入することでのダウンタイムもほとんどありません。
製品の工程管理・検査装置の点検・ビルや施設の点検・エレベーター点検など、さまざまな設備点検で活躍します。
システムの導入でペーパーレス化を図りたい企業や、タブレットを通じたリアルタイムの情報共有をおこないたい企業は、ぜひ導入を検討してみましょう。
まとめ
今回は、タブレット対応している設備点検システムのおすすめや、タブレットを活用するメリットについて紹介しました。
設備点検にタブレットを活用することで、書類による点検作業を無くしてペーパーレス化でき、点検効率が上がります。
またリアルタイムで情報を共有できるため、トラブル時の迅速な対応や経験の浅い作業員を見守ることにもつながります。
システム導入によるDX化で業務の効率を上げれば、さらに生産性を高められて、事業の成長に向けて注力できるでしょう。