建設業界のDX推進にともない、「テラ施工管理」を新規で導入する企業や既存の施工管理アプリから乗り換えを考えている企業は、以下の内容が気になるのではないでしょうか。
- テラ施工管理はどんなアプリなの?
- テラ施工管理の特徴や料金が知りたい
- 実際に利用している企業の口コミ・評判
- 導入時の流れ
この記事では、テラ施工管理の基本情報から特徴、料金形態まで詳しく解説しています。実際に導入している企業の声もまとめており、導入前の参考となるでしょう。
また、導入時の流れも詳しく説明しているため、導入前の不安を払拭できる記事になっているため、ぜひ最後までご覧ください。
施工管理アプリ選びでお悩みの担当者へ
工程管理/表、タスク管理、工事写真/黒板、図面共有/管理など、
人気ツール15製品の機能・価格をまとめた比較表エクセル資料を無料プレゼント!
テラ施工管理とは
テラ施工管理は、完全無料の施工管理アプリです。多機能な施工管理アプリとは異なり、中小企業や一人親方に必要な機能のみで構成されたシンプルな仕様が特徴のアプリです。
テラ施工管理はアプリリリース後、1週間で導入企業数が1,000社を突破し、現在は3,000社以上の企業が利用しています。現場関係者と社内の情報共有・一元管理が簡単にできると話題の施工管理アプリです。
運営元『(Terra DX Solutions株式会社)』について
テラ施工管理を提供しているTerra DX Solutions株式会社について詳しく見ていきましょう。
会社名 | Terra DX Solutions株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区代々木1-30-14-212 |
代表者 | 代表取締役社長 徳重 徹 |
設立 | 2021年 |
資本金 | 33.2億円(グループ連結) |
事業内容 | コンピュータソフトウェアの制作及び販売、インターネットを利用した通信販売業、建築×DXに関するコンサルティング事業、これらに附帯又は関連する一切の事業 災害復旧事業「テラリフォーム」足場事業「テラアシバ」 |
Terra DX Solutions株式会社は、建築業界のDXを推進するために2021年に設立。設立から日は浅いですが、2021年に災害復旧プラットフォーム事業のビジネスモデルが評価され、経済産業大臣賞を受賞しています。
テラ施工管理の機能・できること
テラ施工管理の主な機能は下記の通りです。1つずつ順に詳しく解説していきます。
- 工程表・カレンダー機能
- トーク・グループ機能
- 現場登録機能
- 報告書作成機能
- 受発注管理機能
- 施主チャット機能
工程表・カレンダー機能
工程表機能は、現場ごとに作成した工程表を簡単に共有できます。工事関係者に工程表を共有することでスムーズに施工を進められ、工期遅れを未然に防ぐことができるでしょう。
また、各現場の予定をカレンダーに表示できるため、スケジュールの管理が容易にできます。カレンダーには、商談・現地調査・施工など、細かい設定ができるため、現場で働く人の予定を見える化できます。
トーク・グループ機能
トークアプリ「LINE」と同じように直感的に操作できるのが、トーク・グループ機能です。
トーク・グループ機能を利用すれば、電話・FAX・メールを一元管理できるため、スムーズな情報共有ができます。
メールやFAXは、相手が「送信内容を確認しているか」の把握ができませんでした。テラ施工管理のトークは既読が付くため、誰が既読で誰が未読なのかを簡単に確認できます。
未読の相手には個別でチャットができるため、情報のやり取りがスムーズにできるでしょう。
現場登録機能
工事に関わる情報を一括管理できるのが、現場登録機能です。現場登録機能では、以下の情報を登録できます。
- 現場ごとのグループ作成
- 現場に携わるメンバー登録
- 日報・出面管理
- 写真共有
- 地図共有
現場登録機能を介して、日報の提出も行えるため、現場と事務所を行き来する時間を省けます。また、出面管理もあわせて行えるため、個別で行っていた勤怠管理を、現場ごとにスムーズにおこなえる点も特徴のひとつです。
現場登録機能は、複数の現場を掛け持ちしている方や現場規模が大きい場合でも、施工から完工までを一元管理できるため、情報共有が容易になるのが魅力のひとつです。
報告書作成機能
テラ施工管理のPC版を利用すれば、報告書の作成ができます。報告書には複数のパターンが用意されているため、現場にあわせた報告書の作成も可能です。
テンプレートを利用すれば報告書の作成時間を短縮できるため、業務効率化につながるでしょう。
受発注管理機能
テラ施工管理は、見積金・外注費などをアプリ上で入力できるため、面倒な受発注業務を効率的に利益管理できます。
また、現場ごとに受発注管理ができるので、現場ごとの利益を簡単に把握することができるでしょう。
施主チャット機能
一般的なトークアプリと同じ使用感で、施主とやりとりができる機能も搭載しています。工事の進捗状況をこまめに知りたい施主もいるため、定期的な報告が簡単にできます。
施主との継続的なコミュニケーションを取ることで、良好な関係を築くのに最適な機能です。
テラ施工管理の費用・料金
テラ施工管理のコンセプトは「IT技術の浸透により、人々の生活をあらゆる面でよりよいものへと変えるキッカケ」を提供することです。そのため、完全無料で施工管理アプリを利用できます。
テラ施工管理は、自社で機能の追加や開発を行っているのも強みのひとつです。そのため、利用者の要望を汲み取り順次アップデートしていくので、今後も利便性が高まってくることが予想できます。
人気16社のアプリを比較!最新の施工管理アプリおすすめランキングはこちら ▶
テラ施工管理の評判・導入事例
これからテラ施工管理を導入する際に参考となる、利用している企業の評判や導入事例を見ていきましょう。
導入事例①:株式会社MURATA
「情報共有が簡単にすぐにできるため、現場での作業効率が上がりました。」
以前は複数の現場管理を、LINEや電話で行っていました。
テラ施工管理は、現場ごとにグループを登録できるので、グループ内で誰が何をしているのかがわかりやすいんです。
後から見返すときも、経緯をたどれるのがうれしいですね。
もちろん最初は、導入から現場の職人に浸透するまで、少し時間がかかりました。
今までのやり方を変えることは時間がかかりますが、実際に使ってみれば、操作が簡単なので誰でも使いやすいと思います。
引用:テラ施工管理公式HP
導入事例②:藤田建創株式会社
「都度、住所を記入しなくていいところが便利です。」
現場の職人全員のスマホに入れて、毎日使っています。
細かな手間がすごく減りました。
導入前は、現場の住所を何度もGoogleマップで調べたりすることがありましたが
今は地図機能で、現場登録したものを見返すことができるので、とても便利です。
細かいことかもしれないですが、現場に向かう朝の忙しい時間に、
地図を調べる時間がなくなったのは助かります。
無料で手間を減らせるのは、とてもうれしいです。
引用:テラ施工管理公式HP
導入事例③:K’s工房
「テラ施工管理」の場合、物件ごとに登録ができ、私生活との切り分けができるので
職人さんからの既読や返信が、早くなったと感じています。
物件ごとに写真、地図を最初に登録しておいて、あとから見返したときにすぐに探せるため、
現場の管理が楽になりました。
それに「テラ施工管理」はよくアップデートが入るのですが、ほかのアプリと比べて、
そのスピードが速く、驚いています。
引用:テラ施工管理公式HP
テラ施工管理導入の流れ
テラ施工管理を導入するための流れを以下に解説していきます。
- テラ施工管理公式HPから「電話」もしくは「お問い合わせフォーム」に連絡する
- アカウント登録用URLが記載されたメールを受けとる
- アカウント登録する
- ログインID・パスワードを受けとる
- アプリをダウンロードする
- ログインする
- 利用開始
テラ施工管理は、電話とメールで気軽に問い合わせができるため、導入時点で悩みがある場合は公式HPから相談することをおすすめします。
(テラ施工管理公式HPはこちらから確認ください)
【厳選】おすすめ施工管理アプリ15製品を比較表でまとめてチェック!
\ 機能・価格比較表を無料プレゼント /
施工管理アプリ各サービスの機能・料金を一覧表形式でまとめて比較。社内提案でそのまま使えるエクセル資料を無料でプレゼントします。工程管理/表、タスク管理、工事写真/黒板、図面共有/管理など様々なシーンで導入される施工管理アプリを比較検討する際にお役立てください。
テラ施工管理の総合評価
テラ施工管理アプリは、App Storeの「評価とレビュー」で5段階中4.3の評価を得ています。(参照:テラ施工管理App Store)
リリースから1ヶ月で3,000社が利用している点や、App Storeレビューの評価を見ても、ユーザーファーストで誰もが利用しやすい施工管理アプリだとわかるでしょう。
以下ではメリット・デメリットについて詳しくまとめたので、参考にしてください。
メリット
テラ施工管理のメリットは以下の通りです。
- 完全無料で利用できる
- 直感的な操作性
- ユーザーの声に合わせたアップデート
- 無料の導入サポートがある
テラ施工管理は完全無料で利用できるうえ、シンプルで直感的な操作がメリットです。複雑な施工管理アプリと違い、機能数を絞って提供することで、現場で利用する方の負担にならないような配慮がされています。
また、自社でアプリを開発しているため、ユーザーの声を組んだアップデートも魅力のひとつです。
他の無料施工管理アプリは、オプションの追加・導入サポートなどで費用の追加が多いです。
しかしテラ施工管理は、導入サポートも完全無料で行っています。導入サポートは、個別Web面談を申し込むことができるため、利用前の悩みを払拭できるのも嬉しいポイントです。
デメリット
テラ施工管理のデメリットは、「多機能な施工管理アプリを使いたい人には不向き」な点です。テラ施工管理アプリは、操作性に重点をおいているため、複雑な機能は搭載されていません。
テラ施工管理は2021年に提供がはじまり、他の施工管理アプリと比べて歴史が浅く、利用できる機能数も少数です。(2022年3月現在)
多機能な施工管理アプリが活躍する、大規模な現場やさまざまな職種が集まる現場には不向きでしょう。
ただし、今後のアップデートでさまざまな現場の悩みを解決するための機能が搭載される予定です。
まとめ
今回は完全無料で利用できる、中小企業・一人親方向けの施工管理アプリ「テラ施工管理」について紹介しました。
テラ施工管理の主な特徴は、完全無料で利用できる点と直感的な操作性です。2022年3月現在は、機能数は以下の6つですが、今後のアップデートで利用できる機能は増える予定です。
- 工程表・カレンダー機能
- トーク・グループ機能
- 現場登録機能
- 報告書作成機能
- 受発注管理機能
- 施主チャット機能
導入から1ヶ月での利用社数は、3,000を超えており、App Store評価は5段階中4.3を得ています。
新規で導入する企業も、乗り換える企業も、完全無料で使用できるテラ施工管理を活用し、現場管理の効率化を進めてみてはいかがでしょうか。