LINE WORKSは建設現場で活用できる?機能や導入事例を基に解説

LINEWORKSは施工管理に活用できる?
引用元:LINE WORKS公式

建設業界のDX推進にともない「ラインワークス」を導入する企業は、次の内容が気になるのではないでしょうか。

  • ラインワークスは施工現場で利用できるの?
  • ラインワークスの機能や料金を知りたい
  • 実際に利用している企業の口コミ・評判

この記事では、ラインワークスの基本情報から特徴、料金形態まで詳しく解説しています。実際に導入している企業の声もまとめているため、導入前の参考となるでしょう。

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目次

ラインワークスは建設現場で利用できる?

ラインワークスは建設現場で利用できる?

ラインワークスは施工現場で利用できます。理由としては、大手総合建設会社である「大成建設株式会社」や中小規模の建設会社で導入されているからです。

建設業界関係者が選ぶチャットツール3部門で1位を獲得しているのも理由の一つ。(参照:2021年7月期_日本マーケティングリサーチ機構調べ)

  • 建設現場で使いたいツール
  • 建設事業者が協力会社と使いたいツール
  • 建設現場の業務効率化が期待できるツール

また、施工管理サービスの「Buidee」や建築業向け業務管理システムの「建て役者」との連携を開始しており、建設業界との相性の良さが伝わります。

「Buidee」「建て役者」がどのようなサービスか気になる方は、以下の記事をご覧ください。

ラインワークスの機能

ラインワークスの機能
引用元:LINE WORKS

施工管理の現場で主に活用できるラインワークスの機能として、「スケジュール管理」「チャット機能」「ドライブ管理」の3つが挙げられます。ラインワークスを導入する方は、機能を把握しておくと現場管理が円滑に行えるでしょう。

次から、各3つの機能の詳細を詳しく見ていきます。

スケジュール管理

ラインワークスの機能1つ目は、スケジュール管理です。ラインワークスにはカレンダー機能があり、細かな工事計画を立てられるため、効率の良い工程管理ができます。

ラインワークスのカレンダー機能には、工事に必要な図面・写真・資料の添付が可能です。作業に必要なデータを探す手間をかけることなく、カレンダーを見るだけで情報を確認できます。

また、工程ごとに色分けできる機能があり、一目でスケジュールの把握ができます。

チャット機能

ラインワークスのチャット機能では、次の機能が利用できます。

  • 掲示板
  • 安全点検アンケート
  • チャット

掲示板では作業報告の投稿ができるため、工事の進捗状況や現場状況の把握ができます。ITツールに不慣れな方でも利用しやすい簡単操作が特徴です。

また、現場従事者の安全点検のアンケート機能もあるため、現場規則の理解度を深められます。

ラインワークスのアドレス帳には、関係者の連絡先がすべて保存されているので、トークや通話などで現場状況の共有が簡単にできます。

ドライブ管理

ラインワークスには、データを保存できる「ドライブ」が搭載されており、工事に必要な資料をすべて保存できます。必要な情報をスマホ・タブレット一つで管理できるため、ペーパーレス化にもつながります。

ドライブのセキュリティは強固なので、重要な資料を安全に保護することが可能です。

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ラインワークスのメリット・デメリット

ラインワークスのメリット・デメリット

ラインワークスのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

ラインワークスのメリットは、次の3つです。

  • 100人までなら利用期間の制限なく無料で利用できる
  • 操作に馴染みのあるアプリ
  • 情報共有が簡単にできる

ラインワークスには、基本機能が無料で利用できる「フリープラン」があります。100人まで利用できるので、はじめてチャットツールを導入する企業の味方となるでしょう。

また、チャットツールであるLINEと操作が変わらないこともメリットです。

NTTドコモ モバイル社会研究所のデータによると、スマホ・ケータイ電話所有者のうち、LINE利用率は81.6%を占めているデータがあります。(参照:2022年一般向けモバイル動向調査

つまり、現場関係者のほとんどの方がLINEを利用したことがあるため、報連相を徹底できるのが特徴です。

ラインワークスは、PC・スマホ・タブレットなどのデバイスを問わずに利用できます。そのため、現場関係者との情報共有が簡単にできることもメリットと言えるでしょう。

デメリット

ラインワークスはインターネット環境に左右されるので、電波が届かない工事現場での利用は困難です。電波の届く位置まで移動する必要があるため、導入前に通信環境を確認しておきましょう。

ラインワークスの料金形態

ラインワークスの料金形態

ラインワークスの料金形態は、月額契約と年額契約の2通りあります。年額契約は、月額契約よりも安くなるため、年額契約の料金形態を紹介します。

(※表記されている料金は、すべて税込価格です)

プラン名料金
フリー月額:0円
ユーザー数:100名まで
ストレージ:5GB
スタンダード月額:1ユーザーあたり495円
ユーザー数:無制限
ストレージ:1TB
アドバンスト月額:1ユーザーあたり880円
ユーザー数:無制限
ストレージ:100TB

ラインワークスには、サービスを快適にしてくれるオプションが豊富に用意されています。オプションの料金と内容は、次の通りです。

オプション名料金・特徴
Drive月額:1ユーザー110円
ラインワークス内に必要ファイルを保管できるサービス
アーカイブ(トーク)月額:1ユーザー330円
トークの送受信データを保存できるサービス(最長10年)
アーカイブ(メール)月額:1ユーザー330円
メールの送受信データを保存できるサービス(最長10年)
※アドバンストプランのみ追加可能
追加ストレージ月額
1TB:13,200円
5TB:59,400円
10TB:112,200円
25TB:277,200円
50TB:547,800円 
アドレス帳登録数拡張月額
250,000件まで:44,000円
500,000件まで:88,000円
1,500,000件まで:137,500円
5,000,000件まで:275,000円

料金形態やオプション内容を詳しく知りたい方は、下記の公式HPからご覧ください。

ラインワークス公式HP

ラインワークスを導入している企業の声をご紹介

ラインワークスを導入している企業の声をご紹介

ラインワークスを導入するイメージを明確にするために、実際に導入している企業の評判・導入事例を3つ紹介します。

導入事例【1】大成建設株式会社

LINE WORKS導入によって、現場にどのような変化が生まれましたか。

佐藤さん:

これまで1時間ほど要していた夕礼が、5~10分程度に短縮されました。それも含め、LINE WORKSによるコミュニケーションで、作業者1人1日あたり1時間ほどの業務時間が効率化されていると推測しています。1人1日8時間の勤務時間のうち1時間を作業に回せるようになったことは、工事の速度や品質アップ、残業コスト縮減などを促し、全体として大きな生産性向上に寄与しているはずです。

宮地さん:

さまざまな事情から突発的に作業予定が変更されることがあり、その情報を関係スタッフ全員が速やかにしっかり共有していないと思わぬ事故を招く恐れがあります。LINE WORKSによって作業予定の変更をタイムリーに周知できるようになったことは、安全対策の強化にもつながっていると思います。

(引用元:ラインワークス公式HP

導入事例【2】平林建設株式会社

現場で働く従業員との間でLINE WORKSはどのように活用され、効果を出していますか。

・【ノート】テンプレートをオリジナルの項目に編集し、独自の情報共有を実施

・【フォルダ】施工現場ごとにフォルダを分け、写真と図面データを素早く共有

・【トーク】外国人の従業員との意思疎通に活躍

石川さん :

ノート機能は頻繁に活用しています。日報などはすべてノートに投稿し、ペーパーレス化されました。特にノート機能のテンプレートはオリジナルの項目に編集することもできるので重宝しています。 

営業が受注した際には、受注報告用のテンプレートへ入力し、投稿してもらっています。紙のようにバラバラにならず、専用のトークルームをチェックするだけで把握ができます。トークグループ内にてお互いが「おめでとう」と称えあうようになり、営業のモチベーションにもつながっています。

(引用元:ラインワークス公式HP

導入事例【3】中村建設株式会社

課題解決のためにLINE WORKSに注目された理由と、導入の経緯を教えてください。

大場さん :

日常的で使い慣れているLINEと操作性の似たLINE WORKSなら容易に定着させられると考えて導入を決めました。LINE WORKSアプリをインストールしたスマホを嘱託社員やパートタイマーも含む全従業員に支給したのは2020年3月。ちょうど新型コロナの影響が拡大した時期だったので説明会は実施できず、支給時に紙ベースの簡単なマニュアルを配布し、LINE WORKSのホームに基本的な操作法を説明する画像をアップして閲覧してもらいました。

(引用元:ラインワークス公式HP

ラインワークスの活用シーンとは?

ラインワークスの活用シーンとは?

ラインワークスを導入している企業の声をもとにした、活用シーンは次の通りです。

  • 現場関係者とのリアルタイムでの情報共有
  • 現場ごとのフォルダ管理で現場管理を効率化
  • 打ち合わせの短縮

ラインワークスはLINEと操作が同じなため、操作を覚えやすかったという声が多く見られました。作業現場と事務所との意思疎通がリアルタイムでできるようになり、作業の効率化ができているようです。

また、施工箇所ごとにフォルダを分けることにより、資料の共有が簡単にできます。現場の工程管理や進捗状況の把握、日報の管理にラインワークスは活用できます。

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まとめ

さまざまな業界で利用されているラインワークスの機能やメリット・デメリットを解説しました。ラインワークスは、建設業界関係者が選ぶチャットツール3部門で1位を獲得しています。

ラインワークスを利用している企業は、「情報共有がしやすくなった」「マニュアルを読まなくても利用できた」という声が多く見られました。情報共有のしやすさ、誰でも利用しやすい操作性が、ラインワークスの特徴です。

建設現場のチャットツールを探している企業は、ラインワークスを導入して業務を円滑に進めてみてはいかがでしょうか。

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