プロジェクト管理とは、プロジェクトに関わる人員・機材、費用や時間をコントロールして成功させることです。
プロジェクト管理をスムーズに進めるために、次の悩みを解決したい企業も多いのではないでしょうか。
- プロジェクト管理を円滑に進めるツール・アプリを知りたい
- プロジェクト管理ツール・アプリの選び方を知りたい
- プロジェクト管理の手法や流れを把握したい
この記事では、プロジェクト管理の概要とシステムの選び方、厳選したツール・アプリを紹介しています。
また、プロジェクト管理の流れや手法についても併せて解説しているため、円滑なプロジェクト管理を行う参考となるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
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プロジェクト管理とは?
プロジェクト管理とは、ある一定の期間内に計画に沿って行われる事業・業務の人やタスクの動きを管理・推進し、事業をゴールまで滞りなく導く行為です。
プロジェクト管理の詳細については、次の通りです。
プロジェクトを成功に繋げるために必要
建築業でいうプロジェクトの成功とは、納期までに施工の完了を指します。
施工計画や工事手順をコントロールしてアシストする行為がプロジェクト管理に当たるでしょう。
従来のプロジェクト管理は、エクセルを活用したアナログな手法が一般的でした。
そのため、ベテランの経験やカンなどの要素が多く含まれており、個々の能力に依存する形となります。
しかし、近年では建築業界専用のプロジェクト管理ツールも多数登場し、プロジェクトを管理する手法が確立している状況です。
プロジェクトを成功させるためにも、プロジェクト管理ツールは必須ということがわかるでしょう。
現場で必要な要素を管理する
プロジェクト管理を円滑に進めるためには、人件費・材料費・作業時間などを適切に管理しなければなりません。
納期に間に合ったとしても、工事が赤字で終われば「適切なプロジェクト管理ができなかった」ということになるでしょう。
プロジェクト管理ツールは「現場に必要な要素の把握をするための重要」と言うことです。
プロジェクト管理ツール・アプリの選び方
建設業界のITツール促進により、さまざまな種類のプロジェクト管理ツール・アプリが登場しています。
これからプロジェクト管理ツール・アプリを導入する際は、次のポイントを参考に自社に最適なものを選択してくださいね。
選び方①導入形態で選択する
プロジェクト管理ツールには、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、導入前に下記の表をチェックしておきましょう。
特徴 | |
クラウド型 | ・インターネット環境を利用するサービス ・導入コストが低い ・利用開始から運用までの期間がスムーズ ・カスタマイズはできない |
オンプレミス型 | ・自社専用のシステムを構築する ・導入コストが高い ・運用まで時間がかかる ・自由にカスタマイズできる |
どちらの導入形態もメリット・デメリットがあります。
コスト面やサービス面などを含めて、自社に最適なツールを選択してください。
選び方②目的で選ぶ
プロジェクト管理ツール・アプリを選ぶ際は、自社の目的を改善してくれるものを選択しましょう。
ツールやアプリを利用し、解決したい課題や目的を明確にすることが大切です。
プロジェクト管理ツール・アプリは、それぞれに特徴や機能が異なるため、目的に適した機能を搭載しているものを選びましょう。
選び方③操作性で選ぶ
プロジェクト管理ツール・アプリを導入する際は、操作性にも着目しましょう。
せっかく導入したのに、利用者が使いやすくなければ、業務効率が悪くなり、求めている結果を得られない可能性が高くなります。
ITツールに不慣れな方でも利用できる、使い勝手のよいプロジェクト管理ツール・アプリの導入が大切です。
選び方④費用面で選ぶ
プロジェクト管理ツール・アプリは、無料と有料のものがあります。
基本機能が無料で使用できても、特定の機能を使えば有料になるツールもあります。
無料のツール・アプリでは、機能に制限を設けているケースもあるため、「導入コストを抑えたい」、「試しに利用してみたい」という企業におすすめです。
有料のツール・アプリを選ぶ際は、費用対効果で選ぶようにしましょう。
【2023最新】プロジェクト管理ツールのおすすめ16選
2023年最新版のプロジェクト管理ツールのおすすめ16選を紹介します。
それぞれ特徴や費用が異なるため、最適なツール探しの参考にしてください。
【1】Backlog
Backlogのおすすめポイント
- 有料契約件数13,000件以上、サービス継続率99.5%のツール(2022年12月末時点)
- 誰でも直感的に操作できる親しみやすいUIを採用
- 利用人数によって料金が変わらないからメンバーが増えても安心
料金 | 初期費用:0円 スターター:月額2,970円(税込) スタンダード:月額17,600円(税込) プレミアム:月額29,700円(税込) プラチナ:月額82,500円(税込) |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | 株式会社ヌーラボ |
編集部コメント
株式会社ヌーラボが提供する「Backlog」は、シンプルな操作性と親しみやすい見た目で、誰でも直感的に使えるプロジェクト管理・タスク管理ツールです。
Backlogは、プロジェクト管理に必要な「スケジュール管理」、「ガントチャートでの進捗管理」、「進捗状況の可視化」などの必要な機能が網羅されています。
また、モバイル端末でのプロジェクト管理もできるため、チームメンバーへの指示など、最新の情報を即座に共有できます。
Slack・Chatwork・メール連携など、外部サービスとの連携も可能です。
また、Backlog APIを利用して自社システムとの連携やアドオンの開発もできるため、幅広い企業におすすめのプロジェクト管理ツールです。
【2】Trello
Trelloのおすすめポイント
- 全世界200万を超える企業で利用されている
- 無料で利用をスタートできる
- 直感的なインターフェースで操作性抜群
料金 | 初期費用:0円 フリープラン:月額0円 スタンダード:月額5ドル(704円) プレミアム:月額10ドル(1408円) エンタープライズ:月額17.50ドル(2464円) ※2023年5月28日現在 |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | アトラシアン |
編集部コメント
Trello(トレロ)は、あらゆるタイプのプロジェクト・ワークフロー・タスクの追跡を管理できるようにする視覚的なツールです。
ファイル・チェックリスト・自動化もできる、プロジェクト管理ツールです。
トレロは「Google」「VISA」「zoom」など、世界中の企業が利用しており、生産性向上を手助けしてくれます。
トレロのプロジェクト管理では、誰が何を行っているかの確認が簡単にできます。
また、Slack・Outlook・Gmailといった何百ものアプリとの連携ができるため、円滑なプロジェクト管理ができるでしょう。
無料のプロジェクト管理ツールを探している企業におすすめです。
【3】Time Krei
Time Kreiのおすすめポイント
- 管理職・従業員・経営者の3者視点で作られたプロジェクト管理ツール
- メンバーのスケジュールを一目で確認できる
- 予定していた作業に対する実績の登録が可能
料金 | 初期費用:0円 トライアル:月額0円(※1ヶ月のみの利用) クラウド:月額:32,780円(税込)〜 |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | 株式会社テンダ |
編集部コメント
株式会社テンダが提供する「Time Krei(タイムクレイ)」は、管理職・従業員・経営者の3者視点で情報を管理・分析できるプロジェクト管理ツールです。
プロジェクトを効率よく進めるために必要な知りたい情報を見える化し、業務改善に導いてくれます。
タイムクレイでは、グループウェアとプロジェクト管理をオンラインで簡単に一元管理できるのが特徴です。
プロジェクトや作業者の予定を一目で把握できるため、社内会議の設定やトラブル発生時のリカバリー作業など、一人ひとりの予定を確認せずとも設定できます。
タイムクレイの予定表は直感的に操作・使用ができるので、管理者だけではなく、作業者にとっても利用しやすいでしょう。
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【4】Wrike
Wrikeのおすすめポイント
- 140以上の国の、20,000以上の企業で利用されている
- プロジェクト管理における数々の賞を受賞
- プロジェクト管理の一元管理ができる
料金 | Free:月額0円 Team:月額9.80ドル(1,380円) Business:月額24.80ドル(3,492円) Enterprise:お問い合わせください ※2023年5月28日現在 |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ※クラウドサービス |
運営会社 | Wrike Japan株式会社 |
編集部コメント
「Wrike」は、世界中で2万社以上の組織から信頼を得ているプロジェクト管理ツールです。
リアルタイムの可視化ができるダッシュボードとレポート機能で、作業遅延の予測と防止に役立ちます。
Wrikeでは、さまざまな用途別のテンプレートが用意されています。
導入後すぐに効果を体験できるテンプレートが準備されていることは、他のツールにはない特徴です。
また、Google・Slack・zoomをはじめとする400以上のツールと統合でき、すべてWrike内での作業が可能です。
これから導入を検討している企業は、2週間の無料トライアルを試してみて、運用の参考にすることをおすすめします。
【5】Stock
Stockのおすすめポイント
- シンプルで利用しやすいインターフェース
- マルチデバイスに対応
- 社外メンバーとの連携が無料でできる
料金 | 初期費用:0円 ビジネスプラン:月額3,278円〜(税込) エンタープライズプラン:月額6,380円〜(税込) |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | 株式会社Stock |
編集部コメント
株式会社Stockが提供する「Stock」は、シンプルで利用しやすいプロジェクト管理ツールです。
マルチデバイスに対応しており、スマートフォン・パソコン、どちらからでも利用できます。
Stockでは、オフライン環境での使用ができるため、電波の届かない現場環境でもタスクの更新ができます。
オフラインで編集したタスクなどは、オンラインに復帰したタイミングで同期されるので安心です。
Stockは、メール自動転送機能やChatworkなどの他ツールとの連携もできます。
また、社外のクライアントや取引先を、完全無料・人数無制限で何人でも招待できることも嬉しいポイントです。
【6】jooto
jootoのおすすめポイント
- 利用ユーザー数40万人以上のプロジェクト管理ツール
- 直感的に使えるレイアウト、親しみやすいシンプルなデザイン
- 外部連携機能で円滑なプロジェクト管理をサポート
料金 | 無料プラン:月額0円 スタンダードプラン:月額550円(税込) エンタープライズプラン:月額1,430円(税込) タスクDXプラン:お問い合わせください |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス スマートフォン・タブレットではブラウザの利用ができず、専用アプリのみでの利用となります。 |
運営会社 | 株式会社 PR TIMES |
編集部コメント
株式会社 PR TIMESが提供する「Jooto」は、シンプルかつ直感的に使えるタスク・プロジェクト管理ツールです。
大規模なプロジェクトやスケジュールの細かいプロジェクトでも、進捗状況がわかりやすく、プロジェクトを円滑に進めるサポートをしてくれます。
Jootoでは、各タスクに予定と実績の数値を設定することが可能なため、リストごとの合計数値を一目で確認できます。
数値でチームの達成状況を俯瞰して確認できるのもJootoの魅力と言えるでしょう。
エンタープライズプランなら、セキュリティ機能や導入サポートが充実しているため、はじめてプロジェクト管理ツールを導入する企業でも安心です。
【7】Slack
Slackのおすすめポイント
- 150ヶ国以上で利用されているツール
- チームのすべてを1箇所で管理できる
- さまざまが外部ツールとの連携可能
料金 | フリー:月額0円 プロ:月額1,050円 ビジネスプラス:月額1,800円 Enterprise Grid:お問い合わせください |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | Salesforce.com |
編集部コメント
「Slack」は、全世界で導入されているシンプルで利用しやすいプロジェクト管理ツールです。
株式会社NTTドコモや株式会社リクルートなど、日本でも有数な企業も利用しています。
チームとの連携が深まったと感じているユーザーが88%も占めており、コミュニケーションツールとしても役立つことがわかるでしょう。
Slackでは、仕事のコミュニケーションを1箇所に集めることができ、チーム全員の認識が揃いやすく意思決定スピードが向上します。
円滑なコミュニケーションを取りながら、プロジェクト管理を進めたい企業におすすめのツールです。
【8】Todoist
Todoistのおすすめポイント
- 重要なタスクを忘れずに取り組める機能が豊富
- 見やすいボード機能で進捗状況の把握が容易
- リーズナブルな料金設定
料金 | 無料プラン:月額0円 プロ:月額588円(1ユーザー) ビジネスプラス:月額888円(1ユーザー) |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | Doist Inc. |
編集部コメント
「Todoist」は、クラウド型のタスク・プロジェクト管理ツールです。
一日のやることを忘れずに取り組めるような機能が豊富で、重要なタスク・プロジェクトに集中する環境を整えることができます。
Todoistでは、複雑な操作が不要で素早くタスクを追加でき、繰り返し利用する予定も追加できるため、重要なタスクを忘れる心配がなくなります。
また、細かなタスクの追加もできるので、作業の優先順位を明確に設定可能です。
また、情報共有機能で進捗状況を一目で確認できるため、チーム全体の生産性向上も期待できるでしょう。
リーズナブルなプロジェクト管理ツールを探している企業におすすめです。
【9】Quip
Quipのおすすめポイント
- ドキュメント管理に特化
- セールスフォースのサービスが利用できる
- セキュリティが万全
料金 | Quip Starter:月額10ドル(1,408円) Quip Plus:月額25ドル(3,520円) Quip Advanced:月額100ドル(14,080円) ※2023年5月28日現在 |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
編集部コメント
「Quip」は、ドキュメントの共同管理に特化しているプロジェクト管理ツールです。
文書以外にも、スプレッドシートやスライドをオンラインでコミュニケーションを取りながら同時作成ができます。
そのため、場所を問わず打ち合わせをしながらドキュメントの作成が可能です。
Quipでは、すべての文書とスプレッドシートに組み込まれたチームチャットで、ワークフローの合理化に役立ちます。
チームチャット以外にも、個別でのメッセージも利用できます。
ワークフローを円滑に進めるためのテンプレートの用意があるため、プロジェク管理をスタートする際に役立つでしょう。
ドキュメントを多用する企業やセールスフォース製品の利用している企業におすすめです。
【10】CrowdLog
CrowdLogのおすすめポイント
- 工数管理に特化したツール
- 累計導入社数650社以上
- 集計作業の手間を95%削減
料金 | ・ベーシックプラン ・プレミアムプラン どちらも利用ユーザー数に応じて料金が変動するため、詳細はお問い合わせください |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
編集部コメント
株式会社クラウドワークスが提供している「CrowdLog」は、工数管理に特化したプロジェクト管理ツールです。
プロジェクト・メンバー・業務項目単位でリアルタイムな集計分析ができ、集計作業の手間を95%削減します。
CrowdLogは、プロジェクトをリアルタイムに把握できる機能があるため、新規案件の受注可否を瞬時に判断してくれます。
また、新規案件を受注した際の工数予算を割り当てた時点で、プロジェクト終了までの工数原価を割り出すことが可能です。
CrowdLog独自のプロジェクト独自項目の追加ができるため、あらゆる形式のプロジェクトに対応している点も特徴と言えるでしょう。
【11】monday.com
monday.comのおすすめポイント
- 世界中で18万以上、国内で500以上の企業から信頼を得ているツール
- ニーズに合わせてワークフローを自由自在にアレンジできる
- ワークフローの一元管理で生産性を最大限アップ
料金 | 無料プラン:月額0円 ベーシック:月額1,300円(1ユーザー) スタンダード:月額1,700円(1ユーザー) プロ:月額3,300円(1ユーザー) エンタープライズ:お問い合わせください |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | monday.com Ltd. |
編集部コメント
「monday.com」は、あらゆる業務をひとつの場所で効率的に一元管理できるプロジェクト管理ツールです。
世界中で18万以上、国内で500以上の企業で利用されています。
monday.comでは、ニーズに合わせてワークフローのカスタマイズができるため、チームの連携・効率性・生産性を高めることが可能です。
あらゆる作業、プロセス、ツールを一元管理できるため、チームワークがスムーズに運べます。
1万件以上のレビューに基づいた、さまざまな受賞歴を誇るツールなため、はじめてプロジェクト管理ツールを導入する企業におすすめです
【12】Asana
Asanaのおすすめポイント
- 世界中の10万以上の組織で利用されている
- 製品管理・プロジェクトマネジメント部門でNo,1を獲得
- 数百種類もの外部ツールとの連携可能
料金 | Basic:月額0円 Premium:月額1,475円(1ユーザー) Business:月額3,300円(1ユーザー) |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | Asana |
編集部コメント
「Asana」は、世界中で10万以上の企業で利用されている、プロジェクト管理ツールです。
仕事の生産性向上と効率化を追求した機能が搭載されており、チームをつなぎプロジェクト全体を見える化します。
Asanaは、複数のチームが絡む複雑なプロジェクト管理のために作られているのが特徴です。
プロジェクト全体を一元管理できるため、チームの認識を合わせて業務改善に貢献します。
連携できるアプリ・ツールは200種類以上あり、使うアプリを1箇所にまとめることで仕事の効率化を促進させます。
すぐに利用できるテンプレートも用意されているので、ワークフローに合わせて自由にカスタマイズできるのも嬉しいポイント。
【13】Notion
Notionのおすすめポイント
- AIも利用できるプロジェクト管理ツール
- 何百万人ものユーザーが利用しているツール
- あらゆるプロジェクトを効率的に管理できる
料金 | フリー:月額0円 プラス:月額8ドル(1,126円) ビジネス:月額15ドル(2,112円) エンタープライズ:お問い合わせください ※2023年5月28日現在 |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | Notion Labs Inc |
編集部コメント
「Notion」は、世界中の何百万人ものユーザーに利用されているプロジェクト管理ツールです。
プロジェクト管理ツールには珍しい、AIの力を借りて作業ができるため、作業スピードや品質の向上に貢献します。
Notionでは、面倒な作業はAiによる自動化が可能です。
営業電話のメモの重要なポイントの抽出やワンクリックで文章を改善してくれるため、時間を必要としていた作業の大幅な短縮ができます。
プロジェクトをタイムライン形式で表示するインターフェースなので、全体像の把握が容易となり、期限の遵守に貢献します。
また、複数のツールを集約した機能が搭載されているためコスト削減も可能です。
【14】NI Collabo 360
NI Collabo 360のおすすめポイント
- 36種類の機能が標準装備
- ひとりあたり360円から利用できるコストパフォーマンス
- 現場の声に応え続けるアップデート数
料金 | 初期費用:0円 買い切り版:58,000円〜 サブスク版:月額360円〜(1ユーザー) |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | 株式会社NIコンサルティング |
編集部コメント
株式会社NIコンサルティングが提供する「NI Collabo 360」は、高機能なサービスを低価格で利用できるプロジェクト管理ツールです。
36種類もの機能が標準装備されており、プロジェクト管理はもちろんのこと、スケジュール・経費精算・支払管理などの機能が利用できます。
NI Collabo 360のプロジェクト管理では、ガントチャートで進捗状況の把握をサポートし、担当者の負荷状況を可視化する「ワークロード」で業務負荷を自動で計算しビジュアル表示してくれます。
プロジェクトメンバーの負担状況を見ながら、適切なアクションを取れるため円滑なプロジェクトの進行に役立つでしょう。
高機能で低コストなプロジェクト管理ツールを探している企業におすすめです。
【15】TASKWORLD
TASKWORLDのおすすめポイント
- 業界業種問わず利用されているプロジェクト管理ツール
- ユーザーレビュースコア5段階中4.5の評価
- シンプルで利用しやすいインターフェース
料金 | フリー:月額0円 プレミアム:月額1,200円 ビジネス:月額2,050円 エンタープライズ:お問い合わせください |
対応端末 | ・iPhone ・iPad ・android ・PC ※クラウドサービス |
運営会社 | Taskworld Inc |
編集部コメント
「TASKWORLD(タスクワールド)」は、全世界の業界業種問わず利用されているプロジェクト管理ツールです。
シンプルなインターフェースと豊富なタスク管理機能が評価され、世界中の企業で導入されています。
タスクワールドの特徴は、「タスク管理を円滑にサポートする豊富な機能」と「直感的でシンプルな操作性」です。
また、コニュニケーション手段も搭載されており、情報共有ツールとしても利用できる汎用性の高いツールです。
誰でも利用しやすいシンプルなツールは、円滑なプロジェクト管理をする上で必要不可欠と言えるでしょう。
プロジェクト管理ツールをはじめて利用する企業でも使いやすい汎用的なプロジェクト管理ツールです。
【16】Redmine
Redmineのおすすめポイント
- 完全無料で利用できるオープンソースのプロジェクト管理ツール
- 柔軟なカスタマイズができるプラグインの用意あり
- 多言語対応なため外国人スタッフが多い企業でも利用しやすい
料金 | 初期費用:0円 月額費用:0円 |
対応端末 | ・PC ※スマートフォン・タブレット用アプリあり |
運営会社 | ファーエンドテクノロジー株式会社 |
編集部コメント
「Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理ツールで、誰でも自由にダウンロードして利用できます。
チームにおけるプロジェクト管理業務を1箇所で管理し、チームで共有することで円滑なプロジェクト管理が可能です。
Redmineは、用途に合わせてワークフローやステータスを設定できます。
便利に利用するためのプラグインも豊富で、設定や利用方法に関する情報もインターネット上に公開されているため、導入手順に悩み心配はありません。
Redmineには、面倒なサーバー管理不要のクラウドサービス「My Redmine」も提供しています。
企業の使用用途に合わせて選択できるのが嬉しいポイント。
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プロジェクト管理の目的
プロジェクト管理の主な目的は、次の2つです。
- 納期、時間の厳守
- 利益の最大化
納期を厳守し、工事全体の進行を円滑にするために、プロジェクト管理を行います。プロジェクト管理の目的をそれぞれ解説していきます。
目的①納期・時間の厳守
プロジェクト管理の大きな目的として、納期の厳守があります。工事には納期が設定されており、期間内で完成物を納品しなければなりません。
ただし、工事の最中に「トラブルが発生する」「追加工事が受注される」など、予想しないことがおき、スケジュール通りに工事が進まないケースもあります。
不測の事態が起きても納期が変更されることは少なく、進行状況に応じた予定変更が余儀なくされます。その際に、人員を増大したり作業予定を変更したりすることに役立つのが、プロジェクト管理です。
目的②利益の最大化
プロジェクト管理を行う上で、納期を厳守することはもちろんですが、自社の利益も意識しなければなりません。
工事に必要な人員・機材の見直しや工程の見直しなど、ムダを極力減らすことで、利益の最大化ができるでしょう。
プロジェクト管理の流れ
プロジェクト管理の主な流れは、次の通りです。
- 目的の明確化
- スケジュール・タスクの振り分け
- 担当者・期限の割振り
- 進捗状況に応じた計画修正
上記の順にそれぞれ詳しく解説します。
目的の明確化
プロジェクトを進める上で、目的の明確化はとても重要です。
目的がはっきりしておかないと、どの作業を優先的に進めたらいいかわからず、業務効率が下がる恐れがあります。
現場との意思疎通が取れていないと、納期に間に合わないといった最悪のケースを招いてしまいます。
納期に間に合わないとクライアントとの信用問題につながり、仕事がなくなる場合もあるでしょう。
また、目的を明確にしておくことで、現場全体の一体感が生まれ質の高い仕事ができるので効果的です。
スケジュール・タスクの振り分け
工事のなかには細かなタスク(作業内容)があり、作業順序を考える必要があります。
作業しなければならないタスクのリストアップや、作業員や機材のスケジュール調整を行っていきます。
タスクを振り分けする際は、作業に優先度をつけることで具体的なスケジュールが明確になるでしょう。
担当者・期限の割振り
スケジュール・タスクの振り分けが完了したら、担当者や期限を設定します。
タスクの担当者に割り当てる際は、メンバーのスキルや経験を考慮したうえで設定することが大切です。
進捗状況に応じた計画修正
目的を明確にし、タスクの振り分けをしていてもアクシデントが起きる場合もあります。
その際は、タスクの期限修正や人員の再配置などを行い、計画を修正していきましょう。
工事が順調に進んでいるかの確認を行うためには、こまめなミーティングを実施し、コミュニケーションを深めておくことも大切です。
プロジェクト管理の手法
プロジェクト管理の手法は、主に次の7つがあります。
- ガントチャート
- PMBOK
- PERT
- WBS
- CCPM
- PPM
- マンドマップ
それぞれにメリット・デメリットがあるため、取り入れやすいものを選択してください。
手法①ガントチャート
ガントチャートは、縦軸に作業内容、横軸に進捗率を表しています。
大規模なプロジェクトを一連のタスクに分割するので、プロジェクトの計画と管理に有効です。
ガントチャートでは、タスクの開始終了を簡単に見分けられるため、各プロジェクトの進捗率の把握が容易にできるのが特徴です。
手法②PMBOK
PMBOKは「Project Management Body Of Knowledge」の略で、プロジェクトマネジメントの手法に関する知識を体系的にまとめたものです。
PMBOKの特徴は、次で紹介する項目ごとにプロジェクトを管理することです。
- 総合管理
- スケジュール管理
- スコープ管理
- コスト管理
- 品質管理
- 組織管理
- コミュニケーション管理
- リスク管理
- 調達管理
- ステークホルダー管理
上記の項目を「立ち上げ」「計画」「実行」「管理」「終結」にわけて進行します。プロジェクトを分割して管理する方法は、業界業種問わずに利用されています。
手法③PERT
PERTは「Program Evaluation and Review Techniqu」の略で、作業の処理順序の関係を表す手法です。
PERT図では、タスクの分割・時間の割り当て・開始終了日も表示します。
PERTは、タスクを関係性が高い図で結ぶことにより、作業同士の関係性を理解しやすいのが特徴です。
同時に作業を進行するプロジェクトに向いています。
手法④WBS
WBSは「Work Breakdown Structure」の略で、プロジェクトを構成する要素を分解し、構造化する手法です。
分解した作業の最小単位をワークパッケージと呼び、組み合わせながらスケジュールを構築します。
プロジェクト全体を把握したうえで、「誰がいつどのような作業を完了するか」を明確にするため、各作業のタスクと担当者の洗い出しができます。
作業を分解することで、問題点の発見や工数の見積もり、作業認識が容易になるのが特徴です。
手法⑤CCPM
CCPMとは「Critical Chain Project Management」の略で、プロジェクトの納期を極力短く設定し、プロジェクト全体で余裕を持たせる手法です。
CCPMを導入するメリットは、「納期ギリギリの作業を抑止する」「トラブルが発生した際に対処しやすい」の2つがあります。
納期までに時間があると、工事品質を落とさずに作業ができるほか、心理的不安要素も排除できます。
手法⑥PPM
PPMは「Project Portfolio Management」の略で、複数のプロジェクトを管理する手法です。
メリットは、組織全体のプロジェクトを一元管理できることです。
組織全体のバランスや、人員の割り振りをする際に有効な手法と言えるでしょう。
手法⑦マインドマップ
上記で紹介したプロジェクト管理の手法とは異なり、フォーマルではなく柔軟なプロジェクト管理ができるのが「マインドマップ」です。
マインドマップでは、複雑なプロジェクトを細分化することはもちろんのこと、リスト管理や問題の分析を得意とします。
またマインドマップでは、写真の挿入やファイルを付け足すことができるため、さまざまな用途で利用できる点もポイントです。
まとめ
プロジェクト管理の概要や手法、おすすめのツールを紹介してきました。
プロジェクト管理は、プロジェクトの計画をコントロールし、目標達成まで導くことです。
納期までに作業を終えることはもちろんのこと、自社の利益を上げるためにもプロジェクト管理は欠かせません。
プロジェクト管理を円滑に行うためにも、ツールやアプリの利用がおすすめです。
今回紹介したおすすめのプロジェクト管理ツール・アプリを利用し、プロジェクト管理の効率化に役立ててくださいね。