eYACHOの口コミ評判は?機能・料金・導入事例まとめ

引用元:eYACHO公式

建築現場で使用する野帳のデジタル版「eYACHO(イーヤチョウ)」を試してみたいが、評判や機能がどうなのか気になるのではないでしょうか?

建設現場管理アプリを使うことで、アナログな現場をデジタル化してスマートに現場管理できます。

今回は、eYACHOの口コミ評判や機能・気になる料金、そしてeYACHOの導入事例もまとめて解説します。

建設現場管理アプリの選択で悩んでいる企業にとって、参考になる情報ですのでぜひ最後までご覧ください。

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目次

eYACHOとは

eYACHOとは

eYACHOとは、2015年にスーパーゼネコンの大林組とMetaMojiが共同開発した、スマホやタブレットで活用できる大規模建設会社向けの施工管理アプリです。

業務記録や手書き入力したメモをデジタル化したり、音声・写真・動画を活用たりと、現場の状況を記録できます。

TODO管理や帳票作成・打合せ記録、そして情報共有まで一連の業務が実現でき、仕事の効率化が図れることがeYACHOの強みです。

運営元『株式会社MetaMoji』について

株式会社MetaMojiは、2011年のiPhone/iPad向けアプリを開発して以来、モバイル端末用の仕事の効率化を目指す業務アプリを提供しています。

株式会社MetaMojiの企業情報は以下の通りです。

会社名株式会社 MetaMoj
所在地東京都港区六本木1-7-27全特六本木ビル EAST4階
代表者代表取締役社長 浮川和宣
創業2009年12月1日
資本金5,400万円
事業内容ソフトウエアの開発・販売

eYACHOの機能・できること

eYACHOの機能・できること<

eYACHOの主な機能・できることは3つあり、「野帳のデジタル化」「書類作成時間の削減」「遠距離でのコミュニケーションの高速化」です。

それぞれ具体的にできる機能を解説します。

野帳のデジタル化

工事現場で測量やメモを取る際は、野帳が必須でした。毎回作業服に野帳を入れる必要があり、大きな工事現場ほどたくさんの野帳が必要です。

また雨や雪が降ると記入できないなどのデメリットがありましたが、野帳のデジタル化により、以下で紹介する5つの利便性が高まります。

  • 手書きで自由自在にメモが取れる
  • 手書きしたものが、テキストやきれいな直線や形に変換される
  • 写真や動画による記録が可能
  • メモ書きが最初から音声で再生できる
  • 保存した資料に直接メモ書きができる

毎回持ち運ぶ必要のある野帳を、スマホ1台あれば解決できるため、荷物が少なくなる点も魅力の1つです。

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書類作成時間の削減

現場の仕事は、検査や安全書類などあらゆる分野で紙媒体の資料や書類が必要です。eYACHOは、書類を作成する時間の削減が期待できます。

今までは、事務所に戻ってから写真整理や資料作りなどをしなくてはならず、残業が多いことが懸念点でした。

eYACHOは、写真をクラウド上に貼り付け、直接指示が書き込めるため現場での資料完成が可能です。事務所に戻る必要もなく残業時間を大幅に削減できます。

入力項目の変更も現場の担当者がその場で対応できるため、生産性アップにつながるでしょう。

離れた場所でのコミュニケーション高速化

リアルタイムで情報を共有できる「Share(シェア)」機能が付いています。そのため、離れた場所でもコミュニケーションが取れます。

図面や写真を、現場と事務所で円滑な情報共有ができるのがメリットです。また、作業間の連絡調整や確認事項がすぐに共有できるので、連絡漏れを未然に防げます。

eYACHOの費用・料金

eYACHOの費用・料金

eYACHOの機能や特徴を紹介してきました。継続的に利用するサービスなら、費用・料金が一番気になるのではないでしょうか?

eYACHOの費用・料金の詳細を下記にてまとめました。

各種サービス費用
初期費用(初年度のみ)330,000円(税込)
1ライセンスあたりの料金年間:30,800円(税込)

eYACHOは最小5ライセンスから購入が可能です。そのため、初期費用と合わせると484,000円(税込)が初年度にかかります。

eYACHOは操作講習会やテンプレート作成サービスも提供しています。操作講習会は、インストール方法から帳票の作成など、一連の操作をわかりやすく教えてくれるサービスです。

また、テンプレート作成サービスは、現場ごとで利用するデータのテンプレート・ツールボックスの作成を行ってくれます。

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eYACHOの評判・導入事例

eYACHOの評判・導入事例

実際に、eYACHOを導入した企業にはどのよう思われているのでしょうか?導入した企業の評判の声と事例を3件ご紹介します。

導入事例その1:株式会社大林組

「ワンペーパーで指摘事項の説明ができるようになった。写真と場所、説明が1箇所に集まることで、説明が非常にスムーズにできるようになった」「写真と文字が1枚の紙になり、そして場所もリンクしているところが非常に有効」

「朝礼と昼の打ち合わせ、安全パトロールにおいて、eYACHOを非常に便利に使っている。現場全体の管理の効率は(eYACHO導入前に比べて)3割は上がっていると思う」

引用:eYACHO公式HP

導入事例その2:三井住友建設株式会社

一週間先の内容を前週に共有でき、その上での打ち合わせが可能になったため、現場での「そんな話は聞いてない」といった混乱が減った。一週間分の内容をまとめて印刷して職長に配布することもでき、コミュニケーションがスムーズになった。

また、作業に関連して搬入車両、ガードマン、業者の出入りや、クレーンやエレベーターの使用時間なども同時にまとめることができ、大変便利になった。

引用:eYACHO公式HP

導入事例その3:前田建設株式会社

「鉄道現場は、昼夜分かれて作業しているため、昨日の夜どんな作業が終わったか、昼にどんな内容を行ってほしいか、引き継ぎを大学ノートで行っていたが、今はeYACHOを活用しています」

「実際の作業は写真付きで残しています。昼の職員へ引き継ぎとして、引継内容、引継者を記入し、eYACHOのボタン機能を使って、次の引継内容のノートにすぐにジャンプできるようにしています」

引用:eYACHO公式HP

eYACHO導入の流れ

eYACHOの導入の流れは、まず無料体験版を申し込み30日間試すことから始めます。

申し込み完了後、アカウントが発行されたらすぐに利用できます。希望の方は公式HPの入力フォームからお申し込みください。

eYACHOの総合評価

eYACHOの総合評価<

eYACHOを実際に利用している企業の声で多かったのは、情報共有ができることによる「仕事時間の短縮」「連絡漏れの減少」です。

実際にeYACHOを利用した企業の口コミや評判を参考に、メリットとデメリットについてまとめました。

メリット

  • 図面やカメラ・野帳などの持ち出しが必要なくなり、現場での荷物が減った
  • 外出先でも確認出来て情報が共有できるため、素早く問題解決ができる
  • 現場での操作ができるため、事務所に戻る必要がなくなり、時短につながった

デメリット

  • コスト面の負担が大きい
  • 機能搭載数が多いため、デジタル化の苦手な人は慣れるまで時間がかかる

全体を通してのメリットで1番多くみられたのは、仕事の効率化による生産性の向上でした。デメリットは、機能が多く豊富なため使いこなすまでに時間がかかるという評価が多かったです。

建設業界のICT化は年々進んでいます。早い時期から施工管理アプリに慣れておくと、現場管理が容易となり、業務を円滑に進められるでしょう。

まとめ

今回は、施工管理アプリ「eYACHO」の基本情報や導入事例から見るメリット・デメリットについて解説しました。

eYACHOを利用すると、図面・資料・カメラなどの携行物を持ち出さずにスマホやタブレット1台で完結します。

eYACHOは離れた場所での情報共有がスムーズにできるため、事務所と現場の行き来する時間を短縮できます。また、現場での書類作成や写真整理ができるので、残業時間を減らすことにつながるでしょう。

eYACHOを導入することで、現場作業の効率化が期待できます。業務改善を図るために、eYACHOを導入してみてはいかがでしょうか。

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