工務店向け施工管理アプリの「エニワン」を導入する上で、下記の疑問をもつ企業も多いのではないでしょうか。
- エニワンはどんなアプリなの?
- エニワンの特徴や料金が知りたい
- 実際に利用している企業の口コミ・評判が気になる
この記事では、エニワンの基本情報から特徴、料金形態まで詳しく解説しています。実際に導入している企業の声もまとめているので、導入前の参考になるでしょう。ぜひ最後までご覧くださいね。
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エニワンとは
エニワンは、建材会社が「建材の流通といったハード面だけでなく、業務効率化といったソフト面でも工務店様に貢献したい」という想いをもとに開発された施工管理アプリです。
工務店・リフォーム会社の業務に特化した設計で、導入企業数は3,300社を突破しています。
また、お客様の声を反映したアップデートは5,300件以上あり、常に使いやすさを求めた改善を繰り返しているのが特徴です。
運営元『エニワン株式会社』について
エニワンを提供している運営元の概要を下記にて紹介します。
会社名 | エニワン株式会社 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区安土町1-6-14-5階 |
代表者 | 中澤秀紀 |
創業 | 2017年 |
資本金 | 3,000万円 |
事業内容 | 工務店・住宅会社向け 基幹システム「AnyONE」の 開発・販売オーナーズクラブアプリ「iecon」の 販売工務店DX支援業務 |
エニワンの機能・できること
エニワンは、「第一回長期優良住宅先導的モデル事業」に採択された国土交通省公認のシステムです。主な機能は5つあり、以下の順番で詳しい内容を紹介します。
- 顧客管理
- 工事・施工管理
- 発注管理
- 入出金管理
- アフター管理
顧客管理
会社全体での情報共有ができるため、「担当者だけがお客様情報を知っている」ことを防ぐことができます。また、住所・生年月日・家族情報など、お客様に関する情報を一括管理できるのが特徴です。
ショートカット機能や検索機能があるため、さまざまなお客様の情報を簡単に探すことができ、ファイルを探す時間を短縮できるのがメリットです。
工事・施工管理
エニワンは、工程表や契約書などの作成、進捗状況を一元管理できます。また、書式の変更ができるため、さまざまな書類を簡単に作成できるのも魅力です。
作成した工程表や書類はスマホから確認できるため、現場にいながらでも工事に関する書類を随時チェックできます。
発注管理
エニワンは、見積・実行予算・発注など、帳票の作成や管理も得意としています。発注管理で使うシートは、エクセルとの親和性が高く、エクセルからのコピー&ペーストやエクセルに一括貼り付けも可能です。
入出金管理
見積・入金予定でエニワンを使用していれば、情報に基づいた請求書の発行ができます。また、案件ごとに入金予定と支払い予定が表示されるため、利益の推移を簡単に把握できるのが特徴です。
アフター管理
アフター管理機能は、何年先、何十年先のアラーム設定ができるため、定期点検・アフターメンテナンスの漏れを防げます。
また、設備機器にリコールがでた際、品名・品番で対象案件を検索する機能がついているため、迅速な対応でクレームを未然に防げるのもポイントです。
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エニワンの費用・料金
エニワンの料金形態は、下記の通りです。
エニワン月額料金
要問い合わせ。
オプション料金表
エニワンは、現場業務を円滑にするためのオプションが用意されており、各料金については以下の表をご覧ください。
オプション名 | 費用 |
---|---|
追加サーバ設定 | 1回100,000円 |
追加講習費用 | 要ご相談 ※オンライン講習(2時間)が1回につき50,000円(税別) 訪問講習(5時間)は1回につき200,000円(税別) ご訪問の場合は交通費別途 |
オンライン打ち合わせ | 1時間20,000円 |
各種帳票カスタマイズ | 要ご相談 |
エクセル修正レクチャー | 1時間8,000円 |
エニワンの評判・導入事例
ここからは、実際にエニワンを導入している企業の評判・事例を紹介します。
宮崎環境設計有限会社
工事情報が一元管理されるところが一番の価値
AnyONEは機能面も良いと感じましたが、工事情報が一元管理されるところが一番の価値ではないかと思いました。工事ごとに契約に関するお金やスケジュール、実行予算から発注の管理、そして支払・入金チェックまでAnyONEならワンストップで管理できるところがとても優れたポイントだと思います。
引用:エニワン公式HP
アイ・ホーム株式会社
AnyONEは、会社のステージを一段上げられるツール
システムをAnyONEに移行し、一から体制を構築するのは大変でしたが、業務効率化については飛躍的に改革できたと実感しています。それもAnyONE導入時に、社内だけでなく協力業者様を巻き込んでやったことが良かったと思っています。当時は大変でしたが、それだけの価値があったと思います。今でも積みのFAXや書類があると思うとゾッとします(笑)。会社のステージを上げるためにもAnyONEは良いツールだと思います。
引用:エニワン公式HP
株式会社キリガヤ
経営・営業・経理情報の統一化!業者様からの請求漏れなどが無くなりました月次の締めで大変なのは、業者様から届く膨大な請求書です。AnyONEで管理するようになって、発注段階で仕入れがわかるようになりました。業者請求受付で確定するので金額の差異もなくなり、経営情報の帳票出力なども正しくスピーディに提出できることでストレスがなくなりました。
(引用:エニワン公式HP)
エニワン導入の流れ
エニワンの導入手順は、下記を参考にしてください。
- 現場の規模や納期をもとにヒアリング
- ヒアリング内容に適したプランを選択する
- プランを決定し、契約を結ぶ
- システムの環境構築し、操作説明会を受講する
- エニワンの運用開始
エニワンは、継続型のカスタマーサポートが充実しており、運用サポートや運用状況のレポートをしてくれるため、困った際も安心して相談できます。
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エニワンの総合評価
エニワンを導入している企業の声をまとめたメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
- バラバラになりがちなデータの管理が簡単にできる
- 現場のすべての業務を見える化できるため仕事の効率が上がる
- 情報を一元管理することで業務改善につながる
評判・導入事例から見るメリットで多かったのが、現場情報を一元管理できることによる、業務改善です。従来であれば、バラバラになるはずのデータをエニワンの利用で、1つのシステムで管理できます。
データを一元化することで、社内全体の見える化につながり、業務効率化や業務改善がしやすいという点がメリットです。
デメリット
- システム設定が上手くいかない場合がある
- テンプレートのカスタム機能が使いづらい
- 写真撮影の機器(スマホ)が違うと写真サイズがバラバラになる
エニワンは、データごとの細かな設定ができるため、ときとして設定が上手くいかない場合があるようです。その際は、専門スタッフにメールや電話で対応してもらいましょう。
また、現場ごとにスマホ機種を定めておかないと、写真サイズがバラバラで解像度も異なるというデメリットも見られました。現場で統一した機種を定め、写真解像度を決めておくと上記のようなトラブルは起きないでしょう。
まとめ
工務店向けITシステムでNo.1施工管理アプリの「エニワン」。エニワンの導入企業3,300社を超えており、業務改善に必要なアップデートを5,300件以上実施しています。
そんな人気のエニワンの主な機能を下記に簡単にまとめてみました。
機能 | 特徴 |
---|---|
顧客管理 | お客様情報を会社全体で共有できる |
工事・施工管理 | 工程表・契約書などを簡単に作成できる |
発注管理 | エクセルとの相互性がある帳票を利用できる |
入出金管理 | 現場ごとの原価や利益の見える化ができる |
アフター管理 | アラーム設定による対応漏れを徹底できる |
エニワンの費用は、標準プラン・プロプランの2つが用意されており、細かな値段設定があるため、工事の規模に合わせて選択できます。
工務店向け業務効率化ソフトのエニワンを利用し、現場の業務改善を進めてみてはいかがでしょうか。