無料施工管理アプリの「カンナ(KANNA)」を導入する上で、下記のような疑問をもつ企業も多いのではないでしょうか。
- カンナはどんなアプリなの?
- カンナの特徴や機能を詳しく知りたい
- 実際に利用している企業の口コミ・評判が気になる
この記事では、カンナの基本情報から特徴、機能を詳しく解説しています。実際に導入している企業の事例や口コミもまとめているため、導入前の参考となるでしょう。ぜひ最後までご覧くださいね。
カンナ(KANNA)とは
株式会社アルダグラムが提供するカンナ(KANNA)は、アプリ満足度ランキングNo1の施工管理アプリです。工務店・リフォーム会社など、建設業に関わる企業の業務効率化を目的とした機能が多数搭載されています。
カンナは、現場の写真や図面などの情報をクラウド上で保存しているため、ノートパソコンやスマホがあれば、どこからでも現場の最新情報を確認できます。また、初期費用が無料で導入できるのも特徴です。
「施工管理アプリの利用が難しい」という企業のために、オンラインで参加可能な無料セミナーを毎月開催しています。
運営元『株式会社アルダグラム』について
以下では、カンナを提供している株式会社アルダグラムの企業情報を紹介しています。
会社名 | 株式会社アルダグラム |
所在地 | 東京都新宿区神楽坂3-6 ヤマダビル4F |
代表者 | 長濱 光 |
設立日 | 2019年5月8日 |
資本金 | 4億2470万円 |
事業内容 | 建設業界向け業務効率システムの開発 |
カンナ(KANNA)の特徴
カンナの主な特徴は、「初期コスト0で導入可能」「アプリ評価No1」「アプリとクラウドで利用可能」の3つです。
施工管理アプリによっては、導入時点から初期費用・月額料金が発生します。そのため、無料でアプリの操作性や機能性を試せるのは嬉しいポイントです。
それでは、3つの特徴を1つずつ詳しく解説していきます。
導入コスト0円・無料スタート可能
カンナは初期導入コスト無料でスタートできるため、他社と比べて導入ハードルが低いのが特徴です。浸透率の低さや導入人材不足が課題となっている企業には大きなメリットとなるでしょう。
以下では、カンナの詳細をまとめましたので、導入前の参考にしてください。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | プランによって変動 |
自社アカウント数 | ライト:10アカウント ベーシック:20アカウント エンタープライズ:要問い合わせ |
他社アカウント数 | 全プラン無制限 |
保存可能容量 | ライト:200GB ベーシック:400GB エンタープライズ:1000GB |
機能 | <基本機能> 案件管理 顧客管理 物件管理 写真管理 資料管理 写真台帳 チャット 報告 <オプション機能> 案件カスタマイズ 報告カスタマイズ フォルダテンプレート グループ機能 データインポート レポート機能 電子小黒板 監査ログ 工程表・ガントチャート |
AppStoreにおけるアプリ評価No1
カンナのApple Storeの評価は、5段階中「4.4」と評価されています。施工管理アプリ業界でNo1の評価を得ているのが特徴です。(参照:Apple Storeレビュー 2023年11月確認時点)
以下では、Apple Storeのレビューを抜粋して紹介します。
- マニュアルを見なくても使いやすい操作性
- 業務効率化に最適
- アップデートが頻繁に実施されている
レビューしている方の多くは、「利用しやすく業務効率が上がった」という声が大半でした。ユーザー評価が高いことを踏まえると、利用者が満足度の高さがうかがえます。
アプリとクラウドどちらも利用可能
カンナは、アプリとクラウドの両方で利用できるのが特徴です。そのため、PC・スマホ・タブレットと利用する端末を選ばず利用可能です。
現場の環境にフィットする使い方ができるのは大きなメリットの一つなのではないでしょうか。
カンナ(KANNA)の機能・できること
カンナの機能・できることの中から特に利用頻度の高い6つをピックアップして解説します。
- 図面・資料の一元管理
- 現場情報の確認
- 日報
- チャット機能
- 自社専用のカスタマイズ設定可能
- 専属のサポート担当が利用を徹底アシスト
図面・資料の一元管理
カンナは、図面や資料などのデータをクラウド上に保存しているため、いつでもどこでもデータを確認できます。図面を忘れ、現場から事務所に戻るといった移動時間の削減に役立ちます。
また、現場で撮影した写真もその場でアップロードできるのも魅力の1つです。写真は現場情報に紐づいているため、写真を探す時間を短縮できるのも嬉しいポイントです。
現場情報の確認
現場の基本情報をクラウドで管理しているため、パソコン・スマホ・タブレットがあれば、場所を選ばずに最新の現場情報を確認できます。
また、案件ごとに項目がわかれているため、自分が担当する案件を一目で確認できることも特徴です。
日報
カンナを利用すれば、作業開始報告・終了報告をどこからでも行えます。
日報に必要な写真の添付も簡単にできるため、毎日の進捗状況の報告が容易です。
チャット機能
チャット機能は、メール・電話が利用でき、会話の記録がすべて残るため「言った・言わない」などのトラブルを解決できます。
個別の連絡やグループでの一斉連絡ができるため、現場連絡を円滑に進めてくれるでしょう。
自社専用のカスタマイズ設定が可能
KANNAでは、案件・顧客・物件情報に応じて企業ごとに自由にプランをカスタマイズすることが可能です。自社専用のカスタマイズ設定で、業務効率化を促進させることができるでしょう。
自社専用のカスタマイズ設定は、有料プランへ変更する必要があるため、都度専属の担当者に相談しながらプランを決めることになります。
企業ごとに専属のサポート担当がつく
カンナでは、企業ごとに専属のサポート担当が就きます。そのため、操作に悩んだ際やトラブルがあったときには、担当者が丁寧なサポートをしてくれます。
また、自社専用のカスタマイズ設定の代行作業を行ってくれるのが特徴です。
カンナ(KANNA)の料金・費用
KANNAの料金は、選択したプランに応じて変動します。無料トライアル後に、企業規模や案件数、利用したい機能に応じてプランを選択する必要があります。
初期費用0円、無料トライアル期間で基本機能すべて利用可能ですので、まずは申し込みを行い、その後専属の担当者と相談して、カスタマイズしていくのが良いでしょう。
詳しくは公式HPもチェックしてみてくださいね。
カンナ(KANNA)は無料でどこまで使える?
KANNAでは、無料トライアル期間は無料で基本機能を利用可能ですが、期間後は選択プランによって料金が変動します。プランは10アカウントのライトプランから用意されています。
なお、他社から招待を受けたアカウント、紹介先となる他社アカウントにおいて、下記の基本機能と一部オプションが無料で利用できます。(※2024年1月時点)
< 基本機能 >
- 案件管理
- 顧客管理
- 物件管理
- 写真管理
- 資料管理
- 写真台帳
- チャット
- 報告 など
< オプション >
- 案件テンプレート
- データインポート
- 報告カスタマイズ
- データインポート
- 工程表
- 監査ログ
- 電子小黒板 など
専任担当者により自社の規模に適したプランの選択をサポートを受け、無料トライアル利用後、プランを決定する流れとなります。
施工管理アプリは、導入する際に費用がかかるケースが大半ですが、カンナは、初期費用を無料で提供しているため、気軽に試すことができます。まずは無料で導入し、自社に適しているかを判断しやすいのが特徴です。
また、他社アカウント数に制限を設けていない点も大きな魅力の一つです。一般的な施工管理アプリでは、利用人数が増えるたびに、月額料金が割増されていくケースが多くなっています。一方、カンナでは、現場に関わる他社のアカウントであれば無制限で追加可能で、基本機能は無料で利用可能となります。
カンナ(KANNA)は導入前にセミナー参加OK
カンナでは、「施工管理アプリはどのような役割をになっているか」「他社の成功事例を参考にしたい」という企業に向けてオンラインセミナーを行っています。
オンラインセミナーは、他社の事例や施工管理アプリの活用術など、お得な情報を無料で受けることが可能です。
毎月開催されているため、オンラインセミナーを受講したい企業は、公式HPを確認しておきましょう。
オンラインセミナーの利用手順は、公式HPから申し込みし、セミナーの参加URLが送られてきます。該当する時間にURLからログインするだけですので、手軽に参加できますよ。
カンナ(KANNA)の評判・導入事例
実際にカンナを導入している企業の導入事例を紹介します。
ウスクラ建設株式会社
現場情報についての確認時間が大幅に減少!
紙の情報管理からKANNAのデジタル管理に転換
直感的に使えるKANNAが社内浸透し、写真などの情報共有がスムーズになった
案件進捗をリアルタイムで確認できるため、会社全体の動きを把握できるようになった「竣工案件」の情報を蓄積することで、データベースとしての活用が期待できるようになった。
引用:KANNA公式HP
株式会社リアルヴィジョン
工事案件の進捗状況の見える化を実現!
現場情報のリアルタイムな把握は今後の事業展開のヒントに繋がる
「着工中」「完工後」などの進捗状況ごとに案件をリアルタイムで管理できるようになった
チャット機能を使用することで、伝達精度の向上と報告の可視化を実現案件別フォルダでデータを管理できるため、簡単に写真や資料を探すことができるようになった。
引用:KANNA公式HP
一電機株式会社
事務所に戻ってパソコンで作業する時間が減少!
外出先での作業効率を高めた施工管理アプリ
直感的に分かりやすいデザインで、スタッフ全員がKANNAを使用中
工程が変更になっても、現場からチャット機能を使ってすぐに連絡できる
現場で写真を撮った後にスマートフォンですぐにアップロードできるため、現場写真を撮る機会が増えた
図面データがKANNAに入っているため、外出先からでもスムーズに図面確認ができる。
引用:KANNA公式HP
Apple Storeレビュー
業務効率化でお世話になっております!!
勤怠管理で使っていました
現場の駐車場を利用するのはここが良いとか。
工事周辺の方々からの意見要望などを共有出来るので、新しく現場に入る方にも情報共有出来るのでありがたいです。
情報共有出来ているので、問い合わせの件数なども減り、時間が作れています。
ここの定食屋が美味しいとか
コミニケーションツールとしても活用出来るので、建設業の方々にはお勧めします。
引用:Apple Storeレビュー
カンナ(KANNA)導入の流れ
カンナ導入の流れは、5つの手順で行います。
手順 | 内容 |
---|---|
1.事前準備 | パソコン:Google Chromeのインストールスマホ:アプリのインストール |
2.アカウント作成 | 会社アカウントの作成 |
3.メンバー追加 | 自社/他社メンバーの追加 |
4.案件作成 | 該当する案件を作成 |
5.コミュニケーション | 基本機能が利用できる |
カンナは案件ごとの操作権限も細かく設定できるのが特徴です。メンバー追加の際に、どの程度の操作まで許可するのかを決めておくと、トラブルを未然に防げるでしょう。
カンナ(KANNA)の総合評価
以下では、カンナを導入している企業の声をもとにした、メリット・デメリットについて紹介します。
カンナを導入するメリット
カンナを導入するメリットは4つあります。
- 初期導入費用・基本機能が無料で利用可能
- 現場の統合管理や写真・図面の管理・共有、写真台帳など施工管理アプリに必要な機能が網羅されてる
- 他社アカウント数が無制限
- アプリ導入前の悩みを解決してくれるオンラインセミナー
カンナでは、初期費用無料で、基本機能+オプション機能が豊富なトライアル期間が用意されています。
施工管理アプリは、導入するだけで費用が発生するアプリが多いです。しかし、カンナは無料で導入できるため、自社にフィットするアプリかどうかを検討できるのがメリットの1つです。
また、カンナは他社アカウント数に制限を設けていません。大規模な工事現場や、複数の部署で使い分ける際に追加費用がかからない点も嬉しいポイントです。
施工管理アプリを導入する際の不安や疑問点も、導入前のオンラインセミナーで解決できることもメリットと言えるでしょう。
「無料で利用できる施工管理アプリだから機能は少ないのでは…」という悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
カンナは、無料でありながら「案件管理」「図面・資料共有」「チャット」「日報」など、基本的な機能を使えるため安心して使うことができます。
カンナのデメリット
カンナのデメリットは、一部のオプション機能が有料なことです。
具体的に下記のオプションは別途プランに応じて料金が発生します。
- 報告カスタマイズ(ライトプランは別途料金必要)
- データインポート(ライトプランは別途料金必要)
- 工程表(ライトプランは別途料金必要)
- 監査ログ(ライト・ベーシックプランで別途料金必要)
- 電子小黒板(全プランで別途料金必要)
上記の機能は、どの施工管理アプリでも無料で使うことは出来ませんがカンナも例外ではありません。
まずは無料プランで試してみて、別途自社に必要な機能を使えるプランに加入する方法がおすすめです。
まとめ
施工管理アプリ評価No1の「カンナ(KANNA)」について詳しく解説してきました。カンナのコンセプトは、 移動やコミュニケーションの手間を鉋(かんな)のように削り、生産性の高い時間を生み出すお手伝いをしたいという想いが込められています。
カンナの特徴は、導入コスト0円で施工管理アプリに必要な基本機能を利用をスタートできることです。
「施工管理アプリにかける工数も予算も少ない」といった企業には特におすすめです。
また導入から運用まで、丁寧なサポートを実施しているのも特徴です。基本情報登録後は、導入作業・不明点など「24時間以内にサポート」しているのも嬉しいポイントですね。
施工管理アプリに必要な機能を無料で利用できるカンナを導入し、業務改善に役立ててみてはいかがでしょうか。