建設・建築現場の業務改善に役立つ、施工管理アプリの「現場Plus」。これから施工管理アプリを導入する上で、下記のような疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。
- 現場Plusはどんなアプリなの?
- 現場Plusの特徴や料金が知りたい
- 実際に利用している口コミ・評判が気になる
この記事では、現場Plusの基本情報から特徴、料金形態まで詳しく解説しています。実際に導入している企業の声もまとめているので、導入の際の参考になるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
施工管理アプリ選びでお悩みの担当者へ
工程管理/表、タスク管理、工事写真/黒板、図面共有/管理など、
人気ツール15製品の機能・価格をまとめた比較表エクセル資料を無料プレゼント!
現場Plusとは
現場Plusとは、「コストパフォーマンスをPlus+」というコンセプトのもと作成された施工管理アプリです。
施工管理に必要な、現場管理機能・図面取込み・写真管理などが、低コストで多数の人数が利用できる特徴をもちます。
現場Plusは、スマホやタブレット操作が苦手な方でも利用しやすいような、直感的な操作が魅力です。
そんな現場Plusの運営元について詳しくみていきましょう。
運営元『株式会社ダイテック』について
現場Plusを提供している運営元の基本情報を下記にてまとめてみました。
会社名 | 株式会社ダイテック |
所在地 | 東京都品川区南大井6丁目16番19号 大森MHビル |
代表者 | 堀 誠 |
創業 | 1969年10月 |
資本金 | 294億8,000万円 ※株式会社ダイテックと親会社の合計額 |
事業内容 | 石油販売業向け情報処理サービスの開発・運用建設業向けCADの開発・販売住宅産業向けクラウドの開発・提供 |
親会社 | 株式会社ダイテックホールディング |
人気16社のアプリを比較!最新の施工管理アプリおすすめランキングはこちら ▶
現場Plusの機能・できること
現場Plusは、電話・ファックス・書類などの情報伝達をクラウドで管理するため、組織内の情報共有を迅速に行い、仕事を円滑にできます。
主な機能としては下記の通りです。
- 工程表
- 掲示板・トーク管理
- 写真・図面・書類
- 工程チェック・工事完了報告書
- 他システムとの連携機能
5つの優れた点を交えて、詳しく解説していきます。
工程表
現場Plusでは、工程表の標準テンプレートが用意されています。そのため、工事期間を入力するだけで、工程表を簡単に作成可能です。
現場Plusは進捗報告も工程表上でワンタッチ入力するだけで、進捗状況の見える化が簡単にできます。現場の見える化により、手戻りやロスを未然に防くことができ、現場管理が容易になるのがメリットと言えるでしょう。
また現場担当者が複数の現場を持っているときに役立つ、一括管理画面もあるので、無理な工程組みを防止することもできます。
掲示板・トーク管理
現場Plusのチャット機能は、掲示板とトークの2種類があります。主な使い方は下記をご覧ください。
【掲示板とトークの特徴】
- 掲示板:現場全体の一斉連絡ができる
- トーク:個別やグループでの会話で利用する
現場Plusのチャットツールは、既読・未読確認ができるため、「言った・言わない」という水掛け論を減らせられます。
全体に連絡することも、個別に依頼することも簡単にできるのが現場Plusの特徴です。
写真・図面・書類管理
写真・図面・書類を現場ごとにフォルダを作成し管理できます。従来であれば、現場に図面やカメラを持ち歩く必要があったのが、スマホ・ダブレットの携行で完結するのは嬉しいポイントです。
現場Plusでは、設計変更をリアルタイム共有できるため、図面の取違いによるミスを減らせます。また朱書き機能が搭載されているため、的確な指示が出せるのも特徴です。
工程チェック・工事完了報告書
現場Plusは、工程ごとにチェック項目の設定ができます。チェック項目に合わせた写真添付の義務付けの指示ができるため、施行ミスを減らすことが可能です。なお、チェックした内容を「工事完了報告書」として提出ができます。
現場Plusの工程チェックは、協力会社(1次下請け・2次下請けなど)にも対応しています。そのため、協力会社・元請けとのダブルチェックができるので、施行品質を保つことができる点も魅力の1つです。
他システムとの連携機能
現場Plusは、「アーキトレンドZERO(建築CAD)」「注文住宅クラウドDX」との、連携が可能です。
建築CADから直接現場Plusの図面フォルダに保存できるほか、現場情報・工程表・写真などを共有することもできます。
上記2つのシステムとの連携により、現場がよりスムーズに管理できるでしょう。
現場Plusの費用・料金
現場Plusの基本情報や機能について解説してきました。実際に導入する際に気になるのが、費用面やアカウント数ですよね。
現場Plusの料金プランを下記にて紹介します。
現場Plusの月額料金
現場Plusの基本プランは、月額11,000円(税込)で利用できます。基本プランで利用できるID数は、60IDです。
追加でID数を増やしたい場合は、30IDごとに5,500円(税込)かかります。
現場Plusの初期費用
現場Plusは、月額料金の1ヶ月分が初期費用としてかかります。例を下記にて紹介するので、参考にしてください。
【現場150人で現場Plusを利用する場合】
月額料金:27,500円 | 基本プラン:11,000円(60ID)+追加ID金額:16,500円(90ID) |
初期費用:27,500円 | 月額料金と同じ |
人気16社のアプリを比較!最新の施工管理アプリおすすめランキングはこちら ▶
現場Plusの評判・導入事例
実際に現場Plusを導入している企業の声を見ていきましょう。
AppleStoreレビュー
工程表と入退場管理が使えます!専門業者の管理や手配・工程管理・安全衛生管理の目的でこの手のアプリをいろいろ検討していました。工程表と入退場管理が使いやすいと思って導入しました。当然生産性は上がったのですが、施主からも、「このようなデジタルな管理をしているとは知らなかった!」と褒められました。まだまだ使いこなしていませんが、他の機能もじっくりマスターしていきます。今後の開発も期待しています。
引用:Apple Store
株式会社安成工務店
クラウドを導入してまずよかったのは、会社の運営の仕組みを見直す機会になったこと。全情報が「見える」ので、「こんなにムダな書類があったのか」「みんなこんなに大変な処理をしていたのか」と気づくことができました。また、クラウドに入力した情報がそのまま「資料」として使える点や、パッケージソフトでは叶わなかったような、出張先で仕事ができる点、バージョンアップの手間やコストがかからないといったメリットも大きいですね。
引用:株式会社ダイテック公式HP
株式会社あすなろ建築工房
粗利チェックが超迅速に
引用:株式会社ダイテック公式HP
クラウドを入れて一番良かったのは、月次決算と現場ごとの粗利の管理をほぼタイムラグなしにスピーディにできるようになったこと。工事中でも細かく粗利を見ていれば、目標の数字に落とし込むための調整もききますし、請求漏れ、図面と見積書の齟齬(そご)にもすぐに気づくことができます。これまでは工期がずれたり、月をまたぐと漏れやミスが発生しやすかったのですが、それが防げるので、粗利は確実に増加。これはとても大きな収穫でした。
口コミ・評判をまとめると下記のような声が多く見受けられました。
- 現場管理・工程管理がスムーズになった
- 情報の一元化により情報漏れを防ぐことができる
- 生産性が上がった
- 書類コストの削減につながった
現場Plusを導入することで得られるメリットの大きさがわかりますね。
現場Plus導入の流れ
現場Plus導入の流れは、下記の通りです。
- 公式HPから資料請求、または電話で契約する
- 会社情報や詳細を入力
- 公式HPから「アプリ」または「ブラウザ版」をダウンロード
- テナント番号を打ち込み初期設定を行う
- 初期設定を終えると利用開始
困った場合のサポート体制も充実しているので、導入の際も安心して利用できます。
現場Plusの総合評価
現場Plusは、コスト面を抑えながら工程表や全体の連絡をまとめるのに、適した施工管理アプリです。直感的な操作が可能なため、スマホ・タブレット操作に慣れていない年齢層でも、迷うことなく利用できる点もメリットでしょう。
現場Plusは、施工管理に必要な基礎的なツールを搭載しております。しかし見積・発注・金銭管理など、専門的な機能は搭載されていません。
現場Plusを選ぶ際は、現場の大きさや必要な機能の有無を確認してから選択すると、失敗することが少なくなります。
施工管理アプリは、アップデートの際に機能改善をしているため、導入する際には専用窓口で相談するといいでしょう。
【厳選】おすすめ施工管理アプリ15製品を比較表でまとめてチェック!
\ 機能・価格比較表を無料プレゼント /
施工管理アプリ各サービスの機能・料金を一覧表形式でまとめて比較。社内提案でそのまま使えるエクセル資料を無料でプレゼントします。工程管理/表、タスク管理、工事写真/黒板、図面共有/管理など様々なシーンで導入される施工管理アプリを比較検討する際にお役立てください。
まとめ
現場Plusは、施工管理アプリに必要な4つの価値におもむきを置いています。
- コストパフォーマンス
- 使いやすい操作性
- 生産性向上
- 施工管理のノウハウ
現場Plusの特徴は、月額11,000円(税込)から60IDも利用できる点です。現場で必要な機能を搭載しているだけでなく、CADや建築システムとの連動もできるのがポイント。
口コミ・評判も高く、施工管理アプリで業務を円滑に行いたいと考えている企業におすすめのアプリと言えるでしょう。
現場Plusを利用し、作業の効率化を行い工事品質を高く保ってみてはいかがでしょうか。