電子帳簿保存法の改正やDX化に伴い、電子保存できるサービスを探している企業も多いのではないでしょうか。
あらゆる資料を電子保存できる「invox電子帳簿保存」の導入を検討している企業は、次の内容を把握しておくことで円滑な導入ができるでしょう。
- invox電子帳簿保存の概要
- invox電子帳簿保存の主な機能やメリット・デメリット
- 実際に導入している企業の事例
- 導入手順
この記事では、invox電子帳簿保存の概要から機能やメリット・デメリット、導入事例について詳しく解説しています。
記事の後半では、導入手順や総合評価も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
invox電子帳簿保存とは
invox電子帳簿保存は、あらゆる国税関係書類の検索用件に必要な取引年月日・金額・取引先を、正確にデータ化して電子保存する文書管理システムです。
invox電子帳簿保存では、電子帳簿保存法の電子取引とスキャナ保存の要件にも対応しています。
請求書受取サービスの導入社数実績ではNo.1を獲得しています。
(株式会社富士キメラ総研『2023 SX/GXによって実現するサステナビリティ/ESG支援関連市場の現状と将来展望』(2023年8月8日発刊))
また、業界最安水準の価格設定で、導入ハードルが低い点も嬉しいポイントです。
運営元『株式会社invox』について
invoxを運用している、株式会社invoxの詳細は次の通りです。
会社名 | 株式会社invox(旧社名:株式会社Deepwork) |
---|---|
所在地 | 本社:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49F +OURS |
代表取締役 | 横井 朗 |
設立 | 2019年2月1日 |
資本金 | 1億円(2021年11月時点) |
事業内容 | invoxシリーズの開発・運営 |
コーポレートサイト | https://invox.co.jp/ |
invox電子帳簿保存の機能・できること
invox電子帳簿保存の主な機能は、次の3つです。
- 書類の取り込み
- 情報のデータ化
- 電子保管
上記の機能について詳しく解説します。
書類の取り込み
invox電子帳簿保存では、下記の書類を取り込み可能です。
- 請求書
- 納品書
- 領収書
- 契約書
- 検収書
- 見積書
- 注文書
電子化されたデータで届く場合は、PDFや画像データをアップロードするか、専用のメールアドレスやフォルダに入れてもらうだけで書類の取り込みが完了します。
また、紙媒体で届く場合は、スキャナや複合機でスキャンするだけでデータ化が可能です。
保存対象とする書類の選定や運用の検討が大変な仕分け作業が、invox電子帳簿保存を利用することで円滑に進むことが特徴です。
情報のデータ化
invox電子帳簿保存では、AI OCRのデータ化とオペレータによる確認を組み合わせることで、どのような書類でも99.9%以上の確率でデータ化してくれます。
インボイス制度の適格事業者登録番号のデータ化にも対応していることが特徴です。
また、検索する際に必要な「取引年月日・取引金額・取引先」を自動でデータ化します。
電子帳簿保存法で定める範囲を指定しての検索や、複数の項目を組み合わせた検索が可能です。
電子保管
invox電子帳簿保存でデータ化した結果は、電子帳簿保存法の要件に則って訂正削除の履歴を残しながら無期限にデータを保管できます。
変更履歴の記録を無期限に電子保管できるのが、invox電子帳簿保存の特徴です。
また、訂正削除の際にワークフローの設定もできます。
invox電子帳簿保存の費用・料金
invox電子帳簿保存の利用プランは3つ用意されており、詳細は次の通りです。
プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額 | 2,178円 | 10,780円 | 32,780円 |
データ化料金(1件あたり) | AI OCR:22円 | AI OCR:22円オペレータ:110円 | AI OCR:22円オペレータ:110円 |
利用人数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
表の記載料金はすべて税込表示しています。
invox電子帳簿保存が用意しているプランはすべて無料で利用できるため、操作性や機能を確認して導入することをおすすめします。
invox電子帳簿保存のメリット・デメリット
invox電子帳簿保存は、あらゆる書類を電子保存できるサービスですが、デメリットも存在します。
この章では、invox電子帳簿保存を利用するメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
invox電子帳簿保存のメリット
invox電子帳簿保存を利用するメリットは、次の通りです。
- さまざまな書類を電子保存できる
- 運用しやすいコストパフォーマンス
- サポート体制が充実している
上記の順に詳しく解説していきます。
さまざまな書類を電子保存できる
invox電子帳簿保存では、請求書・納品書・見積書・注文書など、さまざまな書類を電子保存できます。
電子化されたデータは、PDFや画像データをアップロードすることで取り込みが完了します。
また、メールやクラウドストレージと連携できるため、指定のフォルダを用意するだけで書類のデータ化が可能です。
業務フローの変更を最小限に電子帳簿保存法への対応が可能な点もメリットと言えるでしょう。
運用しやすいコストパフォーマンス
電子帳票システムの価格相場は、初期費用が10万円〜20万円、月額料金が1万円〜3万5,000円です。
上記の料金に、カスタマイズやオプションをつけることで別途料金がかかります。
invox電子帳簿保存は、「初期費用0円」「月額2,178円」から利用できるため、価格相場と比較してもコストがかからないことがわかるでしょう。
文書管理システムは、継続して利用することが考えられるので、毎月のコストを抑えられる点がメリットです。
サポート体制が充実している
invox電子帳簿保存は、サポート体制が充実している点がメリットとして挙げられます。
導入する際には、サービスに関する資料のダウンロードをはじめ、個別相談会や無料トライアル版の用意も万全です。
また、電子帳簿保存コンサルタントへの相談を含む導入サポートパックも用意されており、はじめて利用する企業でも安心して利用できます。
invox電子帳簿保存の公式HPでは、過去に開催したセミナーの動画を配信していたり、オンラインセミナー予約に対応していたりと、運用方法についても万全の体制が整っています。
invox電子帳簿保存のデメリット
invox電子帳簿保存を利用するデメリットは、次の通りです。
- デジタル化による学習コストがかかる
- インターネット環境が必要
- 送信には対応していない
上記の順に詳しく解説していきます。
デジタル化による学習コストがかかる
主に紙媒体での保存や記録をしている企業の場合、invox電子帳簿保存を取り入れることでシステムの使い方を覚える必要があります。
従来の業務フローとは異なるため、学習コストがかかる点がデメリットです。
ただし、インボイス制度や電子帳簿保存法の改正など、これからの時代では電子帳簿保存法に対応しているシステムの導入が必須と言われています。
どのようなシステムを導入しても学習コストがかかるので、一概にデメリットとは言えないでしょう。
インターネット環境が必要
invox電子帳簿保存はクラウドサービスなため、インターネット環境が必須です。
電波の悪い場所やインターネット環境が整っていなければ、サービスの利用が難しいでしょう。
サービスを導入前にネット環境や電波状況を把握しておくと安心です。
送信には対応していない
invox電子帳簿保存は、電子帳簿保存法に対応した書類の保存に特化したサービスです。
そのため、電子化した書類の送信には対応していないことがデメリットです。
電子化した書類の送信を主に活用する場合は、invox電子帳簿保存は適していないと言えるでしょう。
invox電子帳簿保存の評判・導入事例
実際にinvox電子帳簿保存を利用している企業の導入事例を紹介します。
株式会社レコチョク
「invox電子帳簿保存」導入後は、invoxにアップロードされた請求書のURLをワークフローシステムに記載するフローに変更し、現行のワークフローシステムでの運用は大きく変えずに、電帳法対応が実現できました。
請求書はinvox上に保存されていきますので、経理部門が紙を取り扱う業務が格段に減ったと感じています。
現在、経理部門のメンバーは対面で実施する会議など、月2~3回の出社はありますが、数時間で在宅勤務に切り替えるなど、以前に比べると柔軟な働き方が実現できています。
引用元:invox電子帳簿保存公式HP
一般財団法人 日本塗料検査協会
invox電子帳簿保存は機能もシンプルなため、導入までのハードルが非常に低かったです。
稟議を挙げるまでもなく、相談の範囲で決められるほどの金額だったこともあり、進めやすかったことも決め手の1つです。
引用元:invox電子帳簿保存公式HP
宮崎ダイハツ販売株式会社
invox電子帳簿保存を導入してから半年ほど経ち、管理部財務室で扱っていた経理書類をinvox電子帳簿保存にアップロードする運用に一部変更しています。invox電子帳簿保存に保存されるようになったことにより、検索性が上がり、書類が電子化されて一箇所にまとまっているので探しやすいですね。
引用元:invox電子帳簿保存公式HP
invox電子帳簿保存導入の流れ
invox電子帳簿保存導入の流れは、次の通りです。
- 公式HPからお問い合わせ
- ヒアリング
- プランの提案
- 契約
- システム構築
- 利用開始
invox電子帳簿保存の導入を検討している企業は、まずはお問い合わせや資料請求を実施し、自社に最適なプランを確認して進めていきましょう。
invox電子帳簿保存の総合評価
invox電子帳簿保存は、あらゆる国税関係書類を電子保存できる文書管理システムです。
さまざまな書類の保存やメールやクラウドストレージとの連携により、業務フローの変更を最小限に抑えながら電子帳簿保存法への対応が可能です。
invox電子帳簿保存は、初期費用がかからず月額2,178円から運用をスタートできます。
また、電子取引情報だけではなく、スキャナ保存にも対応しているため、電子情報の一元管理が可能です。
ただし、クラウドサービスなため、インターネット環境に左右されるのがデメリットです。
電波の悪い環境では利用が難しいことから、事前にネット環境を確認しておくことをおすすめします。
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インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
まとめ
この記事では、invox電子帳簿保存について詳しく解説しました。
invox電子帳簿保存は、「請求書受取サービス導入社数実績No.1」「利用継続率99.5%」の実績ある文書管理システムです。
導入実績を見ると、業務フローが改善されたという企業が多い傾向でした。
運用コストを抑えながら、電子帳簿保存に対応しているサービスを探している企業は、invox電子帳簿保存の導入を検討してみてはいかがでしょうか。