施工管理アプリ「目視録」を新規で導入する企業や既存の施工管理アプリから乗り換えを考えている企業は、以下の内容が気になるのではないでしょうか。
- 目視録はどんなアプリなの?
- 目視録の特徴やメリット・デメリットが知りたい
- 実際に利用している企業の口コミ・評判
- 導入時の流れ
この記事では、目視録の基本情報から特徴、メリット・デメリットまで詳しく解説しています。実際に導入している企業の声もまとめており、導入前の参考となるでしょう。
また、導入時の流れや総合評価を紹介しているため、導入前の不安を払拭できる記事になっています。ぜひ最後までご覧ください。
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目視録とは
株式会社エー・エス・ディが運営する施工管理アプリの「目視録」は、施工監理や品質管理・品質向上のためのサポートを20年以上行っており、品質管理を支援してきたノウハウをシステム化したものです。
目視録は、現場の品質を可視化しやすい機能や、導入企業に合わせた豊富なカスタマイズ設定が人気を集めています。
なお、ゼネコン・リフォーム会社・不動産などの多種多様な業種において、累計450万件以上の現場で支持されてきました。
運営元『(株式会社エー・エス・ディ)』について
目視録を運営している株式会社エー・エス・ディについて詳しく見ていきましょう。
会社名 | 株式会社エー・エス・ディ(ASD Inc.) |
所在地 | 〒222-0033神奈川県横浜市港北区新横浜 2-5-14 WISE NEXT新横浜5F |
代表取締役 | 内山岳彦 |
設立 | 2000年(平成12年)2月1日 |
資本金 | 37,800,000円 |
事業内容 | 「電気通信事業者」と「一級建築士事務所」の2つの資格をもち、建築・建設業界の企業・団体向けクラウドサービスの提供や第三者の立場で住宅インスペクションなどを行っています。 |
目視録の利用企業が増えているのはなぜ?使える機能・導入メリット
建設業界では、施工管理業務の手間が多く、時間を費やしてしまうのが業界の悩みです。施工管理が円滑に進まないと、「現場を止めてしまう」「工期に間に合わない」などのトラブルが起きる可能性が高いです。
施工管理業務を円滑に行える目視録を導入することで、時間を必要としていた施工管理の業務改善に役立ちます。
目視録は、サービス開始から21年が経ち、累計導入数450万件以上の実績をもちます。利用企業数が多いのは、以下で紹介する4つの機能が関係しているため、詳しく見ていきましょう。
複数現場の品質管理記録を一覧表示可能
目視録は、施工基準に沿った写真の工事記録や工種別チェックシートの入力結果を、一覧で表示できます。複数の現場をもつ現場監督は、現場を一覧で確認できるため、効率よく現場の進捗状況の把握ができるでしょう。
また、社内検査員や現場監理技術者の指摘事項を確認できるのが特徴です。指摘箇所と是正箇所の確認が容易にできるため、現場の品質管理の向上に貢献しています。
施工要領書・工事基準書のシステム化による品質の平準化
目視録の専用アプリを使えば、施工要領書・工事基準書(施工計画書・施工要領書)などの工事記録が簡単に作成できます。なお、施行基準書の内容は参考画像とコメントが表示されるため、誰が使用しても一定の品質基準を保つことができるのが特徴です。
工事記録を一から作成する場合は、時間が取られてしまいます。しかし、目視録を利用することで高品質な工事記録の作成ができるため、工事記録の作成時間を大幅に短縮できるでしょう。
品質記録を図面上に残し、リモートチェック可能
目視録は、品質記録を図面上に施工箇所の記録として残せます。アプリを起動するだけで、どの現場からでも施工状況が把握できるため、場所を選ばずリモートチェックが可能です。
現場と事務所の行き来する時間の短縮につながり、複数の現場を掛け持ちしている方にとって、リモートで施工箇所の確認できるのは嬉しい機能です。
また、目視録を活用することで、基礎配筋検査・内装仕上がりの確認、現地調査業務などに活用できます。
報告書をPDFやExcelで出力可能
目視録で作成した高品質な品質管理の結果を、PDFやExcelの報告書として出力できます。報告書には5つのテンプレートが用意されており、企業に最適な報告書を簡単に作成可能です。
テンプレートが複数用意されているため、元請・施主・オーナーなど、状況に応じて報告書を使い分けて作成できるのは、他の施工管理アプリにはない魅力です。
また、報告書の作成は写真を選択するだけで簡単に作れるので、作業負担が軽減され、業務改善につながるでしょう。
目視録の費用・料金
目視録の費用・料金は、導入する現場の規模や仕様により料金が異なります。そのため、まずは下記の公式HPからお問い合わせをしてください。
また、目視録は無料版の用意があります。導入前に操作性や使い心地を確認するために、無料版の利用からスタートすることをおすすめします。
目視録の導入前に無料トライアル・セミナーは利用可能?
結論から述べると、目視録は導入前に無料トライアル・セミナーの利用が可能です。それぞれの特徴を以下で紹介します。
無料トライアル
施工管理アプリ「目視録」の導入を検討している企業は、「目視録の使用感が気になる」「導入前にいちど利用してみたい」と考えることでしょう。
目視録には、希望者に対して無料トライアルの用意があるため、上記であげた悩みを解決してくれます。無料トライアルを利用するには、公式HPの「お問合せ」からトライアル希望と入力することで利用が可能です。
導入前に使用できる施工管理アプリは数少ないため、この機会にいちど試してみることをおすすめします。目視録のお問合せページは下記からクリックしてください。
無料セミナー
目視録では、経営者向けのセミナーを無料で開催しています。実績ある企業の代表者を講師として招いており、企業の抱える経営課題の解決に尽力しているのが特徴です。
無料セミナーの実施内容を下記にまとめました。
- 設計業務・工事監理のサポートセミナー
- リノベーション事業化セミナー
- 工務店向け経営改革セミナー
目視録を運営する株式会社エー・エス・ディは、現場を見続けて20年以上の実績があります。無料セミナーでは、収益確保・生産性向上・施工品質向上など、現場での問題をサポートしています。
無料セミナーの他にも、YouTubeで経営課題を解決するための動画をあげているため、気になる方は下記からチェックしてみてください。
目視録の評判・導入事例
これから目視録を導入する際に参考となる、利用している企業の評判や導入事例を見ていきましょう。
工務店・ビルダーでの導入事例
目視録を導入しているビルダー様では各種工事ごとに品質を証明する写真とチェックシートの入力と確認を徹底して品質確保体制を作っています。
目視録では品質管理はもちろんの事ですが工事において重要なポイントとなる工期と予実管理を徹底することでコストと業務の負担を軽減することを実現しています。
下請け業者様が予定通り工事が完了しているかリアルタイムで把握し、工期に対して遅れが発生していればアラートが表示されるので遠隔で指示を出して円滑な現場管理を実現しています。
引用:目視録公式HP
専門工事での導入事例
元請となるハウスメーカー様や工務店様へ部材の納品と施工業者様の手配と管理を行っている事業者様では元請様へ一定の施工品質を提供するために目視録で施工の管理体制を構築しています。
施工業者様は現場の入退上記録をアプリからいれ施工基準に従った完成工事写真を目視録で報告。全国の現場から上がってきた写真は各拠点のチェック者が品質確認をして、報告写真は元請へ提出する報告書様式が自動的作成されるようになっています。
引用:目視録公式HP
住宅品質管理での導入事例
工務店様の住宅品質を担保するには自社の社員によるチェックだけでなく第三者の目を入れる事は重要です。自社検査員や監督チェックだけだと多岐にわたる業務で忙しすぎて見落とす点やそもそも知識不足で見つかっていない自社の弱点などがございます。
検査専門の第三者検査会社から経験豊富な検査員を派遣してもらう事で自社の品質を高める事ができます。目視録も第三者検査会社様で活用頂いており新築時に6回~10回現場へ検査員が入って見つかった不備に対して指摘を上げる事、工務店様へ検査報告書を提出する事で活用頂いております。また当社でも新築時の第三者検査や既存住宅のリモート検査を行っております。
当社の検査でも目視録を活用し検査の状況をリアルタイムで報告し、完了検査報告書を提出させて頂いておりますので御社の品質管理にお役立て下さい。
引用:目視録公式HP
目視録導入の流れ
以下では、目視録を導入するための流れを解説していきます。
- 目視録公式HPから「電話」もしくは「お問い合わせフォーム」に連絡する
- 契約
- カスタマイズ設定(カスタマイズを行う場合のみ)
- 導入説明会
- 利用開始
- 運用サポート
目視録は、電話とメールで気軽に問い合わせができるため、導入時点で悩みがある場合はこちらの公式HPから相談することをおすすめします。
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目視録の総合評価
目視録は、サービス開始から21年が経ち、導入現場の累計が450万件を超えています。多くの現場で取り入れられていたり、経営課題を解決するためのセミナーを無料で行っていたりと、ユーザーファーストで誰もが利用しやすい施工管理アプリだとわかるでしょう。
以下では、目視録のメリット・デメリットについて詳しく紹介します。
目視録のメリット
目視録のメリットは以下の通りです。
- 現場品質レベルを均一化
- 既存システムとの連携が可能
- 業務フローに合わせた仕組み作り
- 経営課題を解決する無料セミナーの実施
- 各種スマホ・タブレットに対応
クラウド型施工管理アプリは、生産性の向上に偏りがちですが、目視録は施工不良を起こさないための現場作りを目的に作られています。
そのため、多忙な状況下でも現場品質のレベルを一定水準に保つことができるので、品質管理を高めることが可能です。
また、目視録は自社でシステムの構築をしているため、企業にあった専用カスタムができることも魅力のひとつです。
導入前に徹底したヒアリングを行い、企業ごとに最適な品質管理を実現するための仕組み作りを行ってくれます。なお、構築したシステムがスムーズに稼働できるよう「導入時の説明会実施」「サポート窓口の設置」など、安心して利用できる環境が整っていることもメリットのひとつです。
また、目視録では定期的に無料セミナーを実施しています。経営者が抱える課題にスポットをあてているため、経営課題の解決に役立つでしょう。
目視録は専用アプリをダウンロードして利用します。スマホ・タブレットであれば利用する携帯会社を選ばないため、お手持ちのスマホ・タブレットで利用できるのも嬉しいポイントです。
目視録のデメリット
目視録のデメリットは、「無料トライアルではすべての機能を使えない」ことです。目視録は、導入前の参考となる無料トライアルが用意されています。
しかし、無料トライアルでは自社の抱える課題を解決するための「カスタマイズ機能」が使えないのです。より良いサービスを受けるためには、有料プランへ変更する必要があります。
まとめ
工務店やリフォーム会社、ゼネコンや設備会社など、職種を問わず幅広い方が利用している施工管理アプリ「目視録」について解説してきました。
他社の施工管理アプリは、生産性の向上に視点をおいています。一方、目視録は、21年間で構築した品質管理のノウハウをアプリに搭載しているのが特徴です。
目視録を導入する上で把握しておきたいメリットは以下の通りです。
- 現場品質レベルを均一化
- 既存システムとの連携が可能
- 業務フローに合わせた仕組み作り
- 経営課題を解決する無料セミナーの実施
- 各種スマホ・タブレットに対応
目視録は、単体での使用もできますが、すでに他社の施工管理アプリを利用している方でも安心して利用できる配慮がされています。
自社でシステムを構築しているため、企業に最適なシステム構築と料金プランを設定してくれます。目視録を活用し、現場管理の効率化を進めてみてはいかがでしょうか。