電子帳簿保存法やインボイス制度など、経理担当者は対応しなければならない業務が増加しています。
少しでも業務効率化を図るのであれば、TOKIUMインボイスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
TOKIUMインボイスは、ペーパーレス化を可能にし属人化しやすい経理業務の効率化が可能になります。
本記事では、TOKIUMインボイスの機能や料金について解説しています。
導入事例について紹介しているので、まだどのようなシステムを導入すればいいか悩んでいる担当者の方は、参考にしてください。
経理人材不足にお悩みの企業様へ!
『Bill One(ビルワン)』
\ 3分でわかるBill One /
インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
TOKIUMインボイスとは
請求書の受領から完全ペーパーレス化が実現するクラウド請求書受領システムです。
PDFはもちろん、紙で届いた請求書もシステム上で自動データ化できます。
そのほか、支払申請や承認、会計仕訳まで、システムを連携すればオンラインで完結できます。
また、仕訳データはそのまま会計ソフトへ連携できるため、経理処理の手間が省けます。
運営元『株式会社TOKIUM』について
TOKIUMインボイスを運営している「株式会社TOKIUM」は東京都中央区銀座にあります。
創業以来、一貫して支出管理のサービスを2,000以上の法人および500万人以上の個人に提供している企業です。
商号 | 株式会社TOKIUMTOKIUM Inc. |
---|---|
代表者 | 代表取締役 黒﨑 賢一 |
所在地 | 東京都中央区銀座6丁目18-2 野村不動産銀座ビル12階 |
設立 | 2012年6月26日 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 160人 |
決算期 | 年1回(5月) |
上場証券取引所 | 未上場 |
事業内容 | 経費精算・請求書管理など支出管理サービスの提供 |
TOKIUMインボイスの機能・できること
TOKIUMインボイスはクラウド化されており、主に5つの機能が装備されている製品です。
TOKIUMインボイスを導入することで、請求書支払業務の効率化が実現できます。
TOKIUMインボイスで実際に活用できる具体的な機能は以下の5つです。
- 受領代行
- データ化
- 承認
- 仕訳・会計連携
- 10年保管
1.受領代行【スキャン機能付き】
TOKIUMインボイスの請求書の受け取り代行・スキャン機能はあらゆる請求書を変わりに受取り電子化できる機能です。
具体的には、以下の機能と想定されるメリットがあります。
機能 | メリット |
---|---|
(紙の場合)スキャンから受領まで代行ダウンロード請求書のとりまとめデータの一元管理 | 請求書到着待ち時間や請求書ダウンロード時間など、作業にかかる手間が省ける |
2. データ化【タイムスタンプ自動付与】
TOKIUMインボイスはJIIMA認証を取得しており、タイムスタンプにも対応。
データの改ざんを防止できる機能が標準装備されえいるため、業務負担を軽減できます。
機能 | メリット |
---|---|
入力オペレーターとAI-OCRでデータ化クラウドへ自動集約タイムスタンプ付与 | 担当者がデータ化する必要がないため、作業時間が省ける クラウドへ自動集約されるため、書類が探しやすい タイムスタンプの自動付与で、漏れが防止できる |
3. 承認【オンライン完結】
TOKIUMインボイスは、申請や承認作業をオンライン上で完結できるため、紙を持って担当者の席へ異動する手間が省けます。
機能 | メリット |
---|---|
電子申請電子承認 | 読み取った書類をそのまま承認作業にまわせるため、データ改ざんが防止できる 書類をもって移動する手間を省略できる。リモートワークでも対応できる |
4. 仕訳・会計連携【自動仕訳機能】
TOKIUMインボイス上で、会計仕訳に必要な科目を選択できます。
選択した科目のまま、自社で使用している会計ソフトへ連携できるため、経理担当者が1つひとつ仕訳を入力する手間が省けます。
また、全銀データとの連携も可能です。
機能 | メリット |
---|---|
TOKIUMインボイス上で科目を選択会計システムと連携 | 読み取り後の請求書などは、そのまま会計ソフトへ連携できるため、経理担当者の仕訳入力の手間が省ける 会計仕訳入力時の人為的ミスが削減できる |
5. 10年保管【電子帳簿保存法対応】
原本の保管をTOKIUMが代行するため、請求書をはじめ書類の整理をする必要がなくなります。
属人化しないため、担当者が変わるごとに保管方法が変わることもなく、過去データも見つけやすくなります。
機能 | メリット |
---|---|
原本の保管代行返却・再保管も可 | 必要に応じて原本の返却が可能。また、再保管も可能。 |
TOKIUMインボイスの費用・料金
TOKIUMの費用・料金体系は、証憑件数に応じた従量課金制です。
過不足なく利用できるため、コスト削減につながります。
ビジネスプラン | エンタープライズプラン | 備考 | |
---|---|---|---|
初期費用 | 30万円 | 30万円 | 初期設定専任サポート費用 任意で取引先変更連絡代行費用が発生 |
基本利用料 | 1万円/月 | 10万円/月 | (ビジネス)改正電帳法に準拠し業務効率化とペーパーレス化を実現 (エンタープライズ)セキュリティを強化 あらゆる企業規模での運用を実現 |
従量課金 | 5万円/月 | 5万円/月 | 従量課金部分は請求書(WEB経由で発行 連携されるデータ込)に応じて要個別見積・別途オプション費用あり |
ビジネスプランであれば最低36万円、エンタープライズプランであれば最低45万円で導入できます。
初期費用と基本料金の合計は変わらないため、それぞれ従量課金部分の5万円が増加することになります。
TOKIUMインボイスは使いにくい?メリット・デメリットを解説
TOKIUMインボイスを導入するためには、メリットとデメリットを把握しておく必要があります。
TOKIUMのメリット
TOKIUMインボイスのメリットには以下の3つが挙げられます
- どのような形式の請求書でも受取が可能
- 36以上の会計システムとの連携が可能
- 電子帳簿保存法やインボイス制度に対応
どのような形式の請求書でも受取が可能
TOKIUMインボイスは、どのような形式の請求書でも受取が可能です。
請求書の様式は、紙と電子だけに注意すればいいだけではありません。
電子の場合、PDFやWEBへ直接アクセスする方法など形式が複数あります。
複数ある形式に、必要だからと担当者が1つひとつ対応していたのでは、手間がかかり時間が必要です。
TOKIUMインボイスを導入することで、作業効率のアップが図れます。
36以上の会計システムとの連携が可能
TOKIUMインボイスを利用することで、会計システムと連携でき経理業務の効率化につながります。
経理業務が、今まで請求書をみながら1つひとつ入力していた会計仕訳の入力作業が不要になります。
属人化しやすい業務でもある仕訳入力をシステム連携で誰もができる業務に変更でき、作業の効率化が図れるでしょう。
入力作業にかかっていた時間を、ほかの業務に充てることも可能です。
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応
すでに開始されている電子帳簿保存法やインボイス制度への対応も、TOKIUMインボイスを導入するだけで、自社の業務内容に合わせた仕様にでき、経理担当者の工数を削減できます。
工数が多く、残業していた経理担当者の場合であれば、工数削減と同時に残業代という人件費の削減にもつながるでしょう。
経理担当者は、空いた時間を別の仕事だけではなく、プライベートな時間に充てることも可能です。
TOKIUMのデメリット
TOKIUMインボイスの導入には、以下の3つのデメリットも把握しておく必要があります。
- 導入費用が掛かる
- 100%読み取りできるわけではない
- 対応できない会計システムもある
導入費用がかかる
TOKIUMインボイスは導入費用がかかります。
ただし、TOKIUMインボイスの場合は「従量課金制」を導入しているため、定額制よりも無駄なく利用できます。
どのようなシステムであっても、無料で使用できるものはほとんどないため、使用する分だけ費用を支払う従量課金は、結果的にコスト削減につながるでしょう。
100%読み取りできるわけではない
99%以上という高精度ではありますが、100%ではないためまれに読み取れない請求書などが発生します。
ただし、これはTOKIUMインボイスだけに限られたデメリットではなく、読み取り機能があるシステムには、少なからず発生する事象です。
対応できない会計システムもある
TOKIUMは36以上の会計システムに対応していますが、自社で自作した会計システムなどを使用している場合、CSVでの読み込み等ができない可能性が高いでしょう。
有料の会計システムを導入している場合には、ほとんどの場合は連携できます。
自社で使用している会計システムが、TOKIUMインボイスに対応してるかどうか、事前に確認しておくことで、導入後に「実は対応していなかった」という事態を回避できます。
TOKIUMインボイスの評判・導入事例
実際にTOKIUMインボイスを導入した3つの企業の事例を紹介します。
株式会社アルペン様の事例
●目的
より付加価値の高い業務を実施するための働き方の抜本的な見直し
電子帳簿保存法・インボイス制度への対応
●課題
【経費精算】PCで作業しており、業務を実施する場所が限られていた
【経費精算】情報の手入力/領収書の糊付けなど、無駄な業務が発生していた
【受領請求書】月間2,000件ほどの短期間で処理するため、開封業務や振り分け業務の負担が大きかった
【受領請求書】あらゆる方法で請求書が送られてきており、取りまとめに苦労していた
【受領請求書】インボイス制度によって追加の工数が発生することが予想されていた
●効果
ペーパーレス化を進めることで、経理部にもリモートワークが進んだこと
より付加価値の高い業務を行ってもらうよう人員配置の見直しを実施したこと
引用元:https://www.keihi.com/voice/anker-japan/
京浜急行電鉄株式会社様の事例
●目的
グループ各社の運用システムの統一
単純作業やルーティンワークのデジタル化
●課題
紙ベースでの経費精算には多くの手間とコストがかかり非効率的だった
押印フローが複雑で、それでなくても時間のかかる紙ベースでの経費精算に余計に時間がかかっていた
グループ各社の導入システムが一律でないことが原因で、業務効率が低下していた
●効果
グループ約10社に導入した時点で早くも工数半減。小口金庫への現金補充回数が半分になった
ペーパーレス化だけでなく、キャッスレス化による労働時間の削減とコンプライアンスの強化を実現した
「業務見直しでこんなに楽になるのか」という実感が、保守的なグループ各社の意識改革につながった
引用元:https://www.keihi.com/voice/anker-japan/
アンカー・ジャパン株式会社様の事例
●目的
請求書の処理作業を効率化し、規模拡大に伴い増加する請求業務にも対応できるようにすること
蓄積した支出データを活用した予実管理を行うこと
●課題
請求書データを受領しシステムに入力するまでの一連の作業に時間がかかっていた
申請者によるデータの入力ミスや修正作業に労力がかかっていた
社内承認と請求書処理を別々のシステムで行なっていたため、予実管理が難しく、データ活用もできていなかった
●効果
ペーパーレス化とデータ入力作業負担減が実現し、請求書処理業務にかける時間が1営業日分短縮
費用をプロジェクトごとに細かく把握できるようになり、データ活用しやすい環境に
TOKIUM経費精算を同時利用することで、データの形式を統一し業務を効率化
引用元:https://www.keihi.com/voice/anker-japan/
TOKIUMインボイスを導入することで、データの一元化や作業工程を削減できたことで業務効率化が図れています。
ペーパーレスにもつながり、コスト削減も実現できているでしょう。
TOKIUMインボイス導入の流れ
TOKIUMインボイスの導入は、以下の方法で実施します。
- TOKIUMインボイスの資料請求
- 適格請求書発行事業者の登録
1.TOKIUMインボイスの資料請求
まず、TOKIUMインボイスの資料を請求し、自社に必要な機能が網羅できるかどうか確認しましょう。
同時に、必要な機能の洗い出しも必要です。
2.適格請求書発行事業者の確認
通常であれば、適格請求書発行事業者である場合、請求書に登録番号が記載されているため、会計システムと連携した場合に自動的に読み取ります。
ただし自動引き落としで、毎回請求書を発行しないような費用の支払いの場合(例えば家賃)は、事前に登録番号を確認しておきましょう。
経理人材不足にお悩みの企業様へ!
『Bill One(ビルワン)』
\ 3分でわかるBill One /
インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
まとめ
TOKIUMインボイスを導入することで、経理業務を自動的に進めることができます。
また、面倒な電子帳簿保存法への対応も、システムに任せてしまえるため、ミスを防止しながら業務効率アップが図れます。
今まで属人化していた作業もシステムを利用すれば、誰でも行うことができ、コア業務に人員配置することも可能です。
結果的に、人件費など本来コスト削減が難しい経費の削減にもつながるため、TOKIUMインボイスの導入をおすすめします。