帳票web配信クラウドサービスの「@Tovas」の導入を検討している中で、下記のような疑問を持たれる企業が多いのではないでしょうか。
- @Tovasではなにができるのか。
- @Tovasではどんな機能があるのか。
- 口コミや評判はどうなのか
今回の記事では、@Tovasの機能や料金、評判について詳しく解説します。
導入を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。
経理人材不足にお悩みの企業様へ!
『Bill One(ビルワン)』
\ 3分でわかるBill One /
インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
@Tovas(あっととばす)とは
@Tovasは、請求書や納品書などの経理業務で必要となる帳票を、さまざまな形式で自動送信出来るクラウドサービスです。
単純作業ですが、手間と労力がかかる郵送やFAX業務を効率化し、コストの削減も可能にします。
操作性についても、直感的で簡単に行うことができます。
さまざまなシステムとの連携もでき、コクヨならではの環境と専任のサポート体制で、導入後も安心して使用できます。
運営元『コクヨ株式会社)』について
以下では、@Tovasを提供しているコクヨ株式会社の企業情報を紹介しています。
正式社名 | コクヨ株式会社 |
英文社名 | KOKUYO Co.、Ltd. |
本社所在地 | 〒537-8686 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号TEL(06)6976-1221(代表) |
代表者 | 増田 隆一 |
創業 | 1905年(明治38年)10月 |
代表取締役社長 | 黒田 英邦 |
従業員数 | 連結 6,864名、単体 2,062名(2022年12月末現在) |
上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場 |
資本金 | 158億円 |
売上高 | 3,009億円(連結 2022年1月1日~2022年12月31日) |
事業内容 | 文房具の製造・仕入れ・販売、オフィス家具の製造・仕入れ・販売、空間デザイン・コンサルテーションなど |
URL | コクヨ株式会社公式HP |
@Tovas(あっととばす)の機能・できること
「@Tovas」は経理業務に適した機能が多く搭載されており、その主な機能については下記があります。
- 複数の送信形態
- 確認・管理する
- セキュリティ
上記の3つの機能について詳しく解説します。
複数の送信形態
経理業務では、請求書、見積書、納品書などのさまざまな帳票を取引先に送信します。
取引先ごとに、郵送、FAX、メールなどの送信方法はさまざまです。
@Tovasでは、取引先に応じた配信手段をこれまで通り利用可能であり、導入もスムーズに行えます。
FAX送信では、大量送信も簡単に行え、FAXサーバや専用回線不要でクラウド型のFAX基盤の構築が可能です。
ファイル送信では、誤送信のリスクを防ぎ、セキュリティ面も強い送信サービスとなっています。
郵送機能としては、@Tovasにデータを預けるだけで、印刷、封入、郵送までを代行して行えます。
特定の取引先に私書箱を用意することができ、メール間隔で宛先を間違えることなく、ファイルの送信が可能です。
アカウント管理
@Tovasでは、ファイルの閲覧履歴やアカウント管理などを、「統合管理センター」で一元管理しており、管理業務の業務負担を軽減します。
送受信ログ管理にて、閲覧状況一覧を確認でき、送受信の履歴や検索、保存も可能です。
アカウント管理では、操作権限を設定でき、さらに他部署との連携も可能で、必要な機能のみの開放も可能です。
IPアドレスのアクセス制限や利用時間の制限などのセキュリティ面での管理機能も充実しています。
セキュリティ
@Tovasでは、「いつ、誰が、何を、どうしたか、どうなったか」という履歴を第3者期間が記録、証明するサービスを提供しています。
データ改ざん防止や、重要帳票のやり取りも安心して行えます。
全データの通信は、暗号化、ウィルスチェックが実施されているため、安心安全な送受信環境が実現しています。
@Tovas(あっととばす)は電子帳簿保存法に対応している?
電子帳簿保存法とは、国税関係帳簿書類を電子データ化しての保存を認める法律のことをいいます。
この法律によって、ペーパーレス化が実現やコストの削減などにつながります。
@Tovasでは、この電子帳簿保存法にも対応しており、帳票データをクラウドサービスにて保存が可能となっており、帳票作成、送受信などの業務効率化を行えます。
@Tovas(あっととばす)の費用・料金
ここでは、@Tovasの利用料金について紹介していきます。
@Tovasのプランで、@TovasMaster+スタンダードプランとして初期費用120,000円+月額費用10,000円の費用が必要です。
しかし注意点として、
- 一人につき1アカウントが必要
- 大量送信、特殊な配信などの場合は別途相談が必要
- オプションについても準備予定
- 送信通数や従量課金が加わる
上記の点に注意し、導入の際には配信数や課題に応じて最適なプランの提案を行っているので、まずは相談してみることをおすすめします。
@Tovas(あっととばす)のメリット・デメリット
@Tovasは経理業務の効率化やセキュリティ面の強さとメリットが多いクラウドサービスですが、デメリットも存在します。
ここからは、@Tovasのメリット、デメリットについて紹介していきます。
@Tovas(あっととばす)のメリット
@Tovas(あっととばす)のメリットについては下記の3つが存在します。
- 自動、電子化によって配信業務の効率化
- ファイルやアカウントの一元管理
- 強固なセキュリティ
上記のメリット各項目について詳しく解説していきます。
自動、電子化によって配信業務の効率化
@Tovasは取引先に応じてさまざまな手段で書類の送信を行うことが可能です。
送信についても自動で行え、電子化も行えるので、電子帳簿保存法に対応しています。
誤送信のリスク軽減や、送信業務の手間を軽減し、経理業務の効率化を実現します。
ファイルやアカウントの一元管理
@Tovasでは「統合管理センター」と呼ばれる専用web画面にて、多くのデータを一元管理を行っています。
データの閲覧状況や送受信履歴や保存、アカウントなどの管理が可能です。
管理が大変な帳票管理業務をサポートしてくれる便利なものとなっています。
強固なセキュリティ
データの操作履歴を第三者期間が記録・証明してくれる「情報トレーサビリティ」というものがあり、データ改ざん防止や送受信の時刻証明などが可能です。
全データを暗号化して送受信しており、さらにウィルスチェックもしているので、安心・安全な環境が実現します。
@Tovas(あっととばす)のデメリット
@Tovas(あっととばす)のデメリットについては下記の3つが存在します。
- クラウドサービスであるためインターネット環境が必要
- 規模によってはコストが多くかかる
- 取引先がアナログ対応では利用が困難
上記のデメリットについて詳しく解説します。
クラウドサービスであるためインターネット環境が必要
@Tovasはクラウドサービスであるため、インターネット環境が必須です。
電波の悪い場所であったり、インターネット環境が整っていなければ、正確にサービス利用することができません。
利用する場所の環境の確認、整備が必要となってきます。
規模によってはコストが多くかかる
@Tovasを利用するためには、初期費用と月額費用が発生します。
アカウント数や、配信数などによってさらに費用が発生する場合もあります。
会社規模によっては多くのコストがかかる可能性もあるため、自社に適したコストかどうか検討する必要があります。
取引先がアナログ対応では利用が困難
@Tovasはさまざまなシステムや配信手段に対応していますが、対応不可能なシステムやアナログ対応の取引先とのやり取りでは、機能を十分に活かせない場合があります。
既存の取引先とのシステムなどの連携状況などを事前に確認しておきましょう。
@Tovas(あっととばす)の評判・導入事例
実際に@Tovasを導入している企業の導入事例を紹介します。
【アミタ株式会社】
毎月1,000件近い請求書の郵送にかかる負担軽減と属人化解消に向け、請求書送付システムの構築に着手。作業時間を年間1,450時間以上削減した。
請求書の発行作業時間を年間1,450 時間以上削減し働き方の変化や新たな仕組みを作る価値創出の業務に人材をシフト
アミタ株式会社は、毎月1,000件近い請求書の郵送にかかる負担軽減と属人化解消に向け、請求書送付システムの構築に着手。コクヨのクラウド型電子帳票配信システム「@Tovas Master +」と、サイボウズの「kintone」、アステリアのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」を併用し、作業時間を年間1,450時間以上削減した。
引用元:@Tovas公式HP
【ブラザー販売株式会社】
丸4日かけていた請求書業務がたった1日で完了。誤送付リスクや精神的負担も大幅削減!
請求書と関連帳票を郵送からメール通知へ切り替え作業時間を70%以上削減し、担当者の精神的負担も大幅軽減!
ブラザー販売株式会社(以下、ブラザー販売)は、請求書の送付手段を郵送からメール通知に切り替える電子化プロジェクトを実施。「@Tovas Master +」を採用し取引先へ請求書電子化を推し進めコストと工数を大幅削減。
引用元:@Tovas公式HP
【株式会社ティービーアイ】
注文書のFAX送信をPDFファイル送信に全面シフト。業務負担の大幅削減とガバナンス強化を実現
注文書FAXの未送信リスクの解消と再送信作業から解放され業務負担を大幅に削減
株式会社ティービーアイは、2021年度に従来の購買業務を改め、より効率的な調達フローを導入するプロジェクトに着手。新たに「電子帳票配信システム」を構築し、注文書の未送信リスクと業務負担の大幅な削減など大きな成果を上げています。
引用元:@Tovas公式HP
@Tovas(あっととばす)導入の流れ
@Tovas導入の流れは、以下の手順で行います。
- お問い合わせ
- ヒアリング
- 提案
- 契約
- システム構築
- 運用開始
@Tovasの導入を検討される企業の方は、まずはお問い合わせやヒアリングを実施し、実際に自社との相性などを確認して進めていきましょう。
@Tovas(あっととばす)の総合評価
@Tovasは、クラウド型の帳票発行サービスであり、請求書の発行、送付をweb上で完結できる非常に便利なサービスです。
web上での帳票類の作成、送付が可能であるため、ペーパーレス化が可能となり、コストカットが可能です。
インターネット環境があればテレワークでの経理業務も可能です。
セキュリティも強固であり、安心・安全なデータやファイルの送受信が可能となっています。
しかし、クラウドサービスであるため、インターネット環境が必要です。
電波の悪い場所では、サービスの利用が困難となるため、利用場所の状況を把握しておく必要があるのがデメリットといえます。
経理人材不足にお悩みの企業様へ!
『Bill One(ビルワン)』
\ 3分でわかるBill One /
インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
まとめ
今回の記事では帳票web配信クラウドサービスの@Tovasについて詳しく解説していきました。
現在まで60,000件以上の利用実績があり、経理業務の効率化、コストの削減を実現する注目のサービスです。
口コミの評判も良く充実した機能とセキュリティは、安心・安全に利用できるサービスといえます。
しかし導入にあたって、費用やインターネット環境の確認は必須であり利用環境を整えることが必要となってくるでしょう。
業務効率化、コストの削減、電子帳簿保存法に対応しているクラウドサービスをお探しの企業の方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。