
テレビCMでもよく見かける、知名度のある施工管理アプリ「アンドパッド(ANDPAD)」。基本機能の他に、カスタマイズ可能なオプションが多数用意されており、導入している企業が多いことでも有名です。
そんな施工管理アプリのアンドパッドですが、「実際に利用しているユーザーの評判が低い」「導入検討中だけど大丈夫なの?」という疑問を抱いている企業もあるのではないでしょうか。
この記事では、アンドパッドの料金・費用・導入事例から評判まで、徹底的に解説しています。実際に導入しているユーザーの口コミをまとめているため、導入前の参考となるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
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アンドパッドとは
株式会社アンドパッドが提供する「アンドパッド(ANDPAD)」は、導入企業数No.1の施工管理アプリです。(「クラウド型施工管理サービスの市場動向とベンダーシェア」デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)
建設DXにおいて、まず最初に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アンドパッドは、建築業界出身者がアプリを開発しています。そのため施工管理に必要な、写真整理・現場連絡・顧客管理・受発注機能などがオールインワンで利用可能となっており、施工現場のあらゆる課題の解決に役立ちます。
また、アンドパッドは、利用社数23万社・ユーザー数68万人(※2026年1月時点、公式サイトより引用)と、国内最大級のサービスを提供しているのが特徴です。
アンドパッドの基本情報・スペック
| 対象規模(目安) | 50名〜数百名規模(中規模〜大規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種(建築・設備・電気・土木・リフォーム など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可・アプリ対応 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット |
| サポート体制 | 電話/メール/チャット/導入支援/活用サポートあり |
運営会社『株式会社アンドパッド』について
| 会社名 | 株式会社アンドパッド |
| 所在地(東京オフィス) | 〒108-0073 東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー37F |
| 代表者 | 稲田武夫 |
| 創業 | 2012年9月 |
| 従業員数 | 879名(2026年1月1日時点) |
| 資本金 | 5,691,320,948円(資本準備金含む) |
| 事業内容 | 建設現場などの効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD(アンドパッド)」を展開 電子署名やタイムスタンプといった機能を備え建設業法・電子帳簿保存法に対応した電子受発注システム「ANDPAD受発注」を開発・提供 施工時間の短い工事に特化し、日程調整から現場情報の共有、作業完了報告までワンストップで実現できる稼働管理アプリ「ANDPADボード」を開発・提供 |
アンドパッドの評判・口コミ
「Apple Store」でのアンドパッドのレビュースコアは、5段階評価で「2.9」という評価(2026年1月時点)となっています。導入企業数No.1、知名度の高いアプリなだけに、評判や口コミは気になるところです。
以下では、実際にアンドパッドを利用しているユーザーのレビューに加え、導入事例をもとに、現場での使い勝手や評価を紹介していきます。
送信前にアプリが落ちると、今まで写真を撮っていた数十枚分の工程写真が消えてしまう。
引用元:App Store
端末の写真にも残っていないため完全に紛失してしまう。
不意にアプリが落ちると消えてしまうので早急に対策してほしい。
高額な費用で導入したにも関わらず、契約後、運用スタートまでの打ち合わせが遅すぎる。
引用元:App Store
契約してから利用開始まで早くても3ヶ月以上かかる上に、その期間もしっかり費用が発生する料金形態は見直した方が良い。
それに担当者が送ってくる候補日はいつも数週間先。文句を言うと直近の候補日を送ってくる。
正直ユーザーを舐めているとしか思えない。
現場作業をする人に向けて作られていないと感じます。
引用元:App Store
操作が煩雑すぎて、製作者側の自己満足アプリじゃないでしょうか?
機能が豊富で便利な反面、重さ・使いづらさ・導入の遅さでつまずく声が目立ちます。使いこなせれば強力ですが、現場メインの会社だと導入初期でストレスが生まれやすい可能性があります。
本部主導で回せる会社や、IT推進人材が確保できている会社向けの製品と言えます。
導入事例①:佐藤工業株式会社(建築・土木/21〜50名)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 佐藤工業株式会社 |
| 工種 | 建築・土木(民間・公共) |
| 規模 | 従業員21〜50名(社員45人) |
| 導入前の課題 | 請求書の受領〜査定〜承認〜保管が紙運用/月300枚規模で手間・移動が発生 |
| 導入の決め手 | UIの見やすさ/建設業に特化している点 |
| 導入後の効果 | 経理業務を月50時間削減/監督の移動ゼロ/査定が半日で完了 |
| サポート評価 | 使いやすさ・サポートともに「10点満点中10点」と評価 |
- 請求書が毎月300枚届き、紙の振り分け・査定・承認で手間と移動が大きかった。
- ANDPAD請求管理で、請求の受領〜査定〜承認までをオンライン化。
- 経理の作業が月50時間減り、監督の移動もなくなって査定が半日で終わるように。
「請求管理だけ」でも効果が出ていて、導入イメージが湧きやすい事例です。協力会社の利用率(8割超)まで伸ばしている点も参考になります。
▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)
導入前の課題
請求書の受領から査定、承認、保管までをすべて紙で運用。毎月約300枚の請求書が郵送で届き、経理が開封・振り分け・ファイリング→監督が会社に取りに行き3〜5日かけて査定→再度会社へ戻す…という流れで、時間と移動の負担が大きかった。
アンドパッドを選んだ理由
複数システムを検討・試運用したうえで、『ANDPAD請求管理』のUIの見やすさと建設業特化である点を評価して採用。
導入後の変化・効果
請求書の振り分け・並べ替えが不要になり、過去請求書の検索も現場側で完結。監督はPCを開くだけで即日処理でき、従来3〜5日かかっていた査定業務がほぼ半日で完了するように。部署全体では月50時間程度の削減につながり、浮いた時間を次の改善に回せるようになった。
導入事例②:株式会社笹川組(ゼネコン系/51〜100名)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社笹川組 |
| 工種 | 中〜大規模プロジェクト(公共・民間) |
| 規模 | 従業員51〜100名(社員54人) |
| 利用機能 | 図面/黒板(仕上検査も活用) |
| 導入前の課題 | 黒板写真と仕上げ検査の現場負担が大きい/検査報告まで数日 |
| 導入の決め手 | シェアの高さ/開発力への期待(建設向け強化) |
| 導入後の効果 | AI機能で黒板写真の手間削減/検査終了後1時間以内に報告できるように |
| サポート評価 | (本文では明確な点数なし/UIの直感性を評価) |
- 写真管理と仕上げ検査が重く、現場の時短が課題だった。
- ANDPADの黒板・図面機能で、準備〜整理〜是正指示の流れを省力化。
- 検査報告が「数日→1時間以内」になり、現場の回転が上がった。
現場業務の時短に直結する事例で、導入効果が分かりやすいです。写真・検査の負担が大きい現場ほど効果を実感しやすいでしょう。
▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)
導入前の課題
黒板写真は「書いては消す」「黒板準備で職人を待たせる」「昼に整理時間が取れない」「豆図が重い」など負担が多く、仕上げ検査も指摘を紙図面にメモ→清書→協力会社へ振り分けで、報告まで数日かかることがあった。
アンドパッドを選んだ理由
DX検討の中で複数ツールを試したものの定着せず。ANDPADはシェアの高さや建設向け開発強化への期待から導入を決めた。
導入後の変化・効果
撮影前に黒板を準備・保存でき、書いては消す作業が不要に。写真は自動で整理され、1〜2時間かけていた整理の手間も減少。仕上げ検査はタブレットで図面にピンを立て、写真・指摘内容・依頼先までその場で入力できるため、検査後1時間以内に是正指示のまとめが完了するようになった。
評判・口コミから分かるアンドパッドが向いている会社・向いていない会社
これまでの口コミや導入事例をもとにどのような会社に向いていて、逆にどのような会社には向いていないのかを整理してご紹介します。
アンドパッドが向いている会社
口コミや導入事例、公開されている機能から考えると、ANDPADは「現場を回す」だけでなく「経営管理・組織運営」まで含めて整えたい会社に向いていると言えます。
- 現場や案件が多くて、全体の状況が見えにくくなってきている会社
- 請求・受発注・原価管理まで一気通貫で管理したい会社
- 現場教育・業務の属人化が課題となっている会社
- 写真整理や検査、報告書づくりに時間を取られすぎている会社
現場業務のDXから、管理業務のDXまでまとめて進めたい中堅規模以上の企業にとって相性の良い製品です。
アンドパッドをおすすめしにくい企業
口コミ評価からも分かるように全ての会社に万能というわけではありません。
- 現場メンバー主導で、シンプル運用だけしたい会社
- 「写真管理だけ」「工程表だけ」など、用途が限定的な会社
- 導入スピードを最優先したい会社
シンプル運用を前提にしている会社ほど「現場向きじゃない」という声が出やすい傾向があります。
ANDPADは、現場の便利ツールというより会社の基盤を作るツールという位置付け。
現場だけで完結させたい会社より、管理・経営まで含めて整えたい会社向けの製品と言えるでしょう。
アンドパッドの機能・できること
アンドパッドはオールインワンの施工管理アプリで、主な機能は下記の通りです。
- 案件管理
- 工程管理
- チャット
- 写真・図面管理
- 請求管理 など
以下では、基本機能について抜粋し解説していきます。
案件管理
ANDPADは工程表、資料、写真、報告などの必要書類をクラウド上で管理できます。
その為、手持ちのスマホやタブレットでいつでもどこでも最新の情報を確認することが可能。
案件に関する大切な情報を、営業・現場監督・職人などと簡単に共有することが出来るので認識違いを防ぐことができます。
工程管理
ANDPADには工程表が標準搭載されており、スマホ・タブレットでも確認・更新が出来ます。
また、工程ごとに通知設定や進捗状況を登録できるため、工期遅れを未然に防ぐこともできるでしょう。
各工程に担当者を設定しておくことで自動で通知が送られる機能もある為、最新の工程表を漏れなく・手間なく送る事までが可能です。


チャット機能
現場は生き物と言われるほど、急なトラブルや細かな変更があります。
ANDPADでは、現場ごとにチャットルームが立ち上がるので、電話やメールを個別で行う手間が省けます。
チーム全体の共有事項として確認ができる為、作業終了状況の報告などが簡単になるのもメリットです。


写真・図面管理
ANDPADならスマホで撮影して、そのままクラウド上で写真の管理が行えます。
わざわざ事務所に戻って管理する手間や、メールやFAXなどで共有する必要もなくなります。
また、写真台帳の作成も撮影した写真をフォーマットに落とし込むだけで簡単に作成することが可能です。
日報
アンドパッドは、簡単に日報を作成できるのが特徴です。アプリ内から写真を撮影し、進行報告や完了報告なども即座に作れます。報告書を作成する時間を短縮できる機能と言えるでしょう。


請求管理
ANDPADは建設業界に特化した請求管理システムも搭載しています。
受領した請求書はシステム側が自動で振り分け、現場ごとの振り分けや郵送作業が不要となります。
請求書の回収・工事ごとの振り分けから、出来高査定や相殺・承認といった建設業界特有の要件も満たした請求管理システムとなっています。
また電子帳簿保存法にも対応している為、毎月の請求管理業務の改善に繋がります。
アンドパッドの費用・料金


アンドパッドの料金携帯は、初期費用・月額費用・オプション費用の3つで構成されています。
具体的な金額は公開されておらず、お問い合わせベースとなります。
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アンドパッド導入の流れ
アンドパッドを導入したい企業は、公式HPに詳しい導入手順の記載がないため、直接お問い合わせする必要があります。
公式HPを参考にすると、以下の方法で導入に関する悩みを相談できるので、参考にしてください。
- 資料請求する
- メールで相談する
- 電話で相談する
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アンドパッド導入のメリット・デメリット
ここまでの内容を踏まえて、アンドパッド導入のメリット・デメリットをそれぞれ3つ紹介します。実際に利用している企業の情報をもとにしているため、利用前の参考となるでしょう。
アンドパッド導入のメリット
アンドパッドを導入するメリットは、以下の3つです。
- 施工管理に必要なさまざまな機能が搭載されている
- 直感的な操作性で利用者を選ばない
- 現場で働く職人向けの説明会を実施している
導入企業数No.1と知名度が高い施工管理アプリのアンドパッド。施工管理に必要な機能はもちろんのこと、企業ごとに合わせたオプションを追加できる点がメリットです。
アプリの操作性は直感的で、年配の方でも利用しやすい特徴をもちます。なお、職人向けの説明会を開いてくれるのも魅力の1つです。
普段利用している端末から動作を説明してくれるため、実際に利用するイメージがつきやすい点もメリットと言えるでしょう。
説明会を検討している企業は、事前に公式HPから費用を確認しておくことをおすすめします。
アンドパッド導入のデメリット
アンドパッドを導入するデメリットは、以下の3つです。
- 料金の詳細は問い合わせが必要
- 個人や少数で利用するには向かない
- 多機能なため現場に浸透させるのに時間がかかる
アンドパッドを導入する為に必要な具体的な金額は公表されていません。
その為、問い合わせをするしかありません。
また、機能数が多く現場に浸透させるためには、時間がかかることがデメリットと言えるでしょう。
メリットで紹介した説明会を実施できれば、現場に浸透させるまでの時間は短縮できます。ただし、説明会を実施するための費用や、関係者を集める手間がかかります。
以上のことから、アンドパッドは比較的「大手ゼネコン」や「大手建設業界」向けのアプリであると言えるでしょう。
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まとめ
株式会社アンドパッドが提供している、多機能施工管理アプリ「アンドパッド」について詳しく調査しました。
アンドパッドは施工管理に必要な、写真管理・資料管理・工程表・チャット機能などが搭載されています。なお、受発注機能・黒板機能・検査機能など、さまざまなオプションが用意されていることも特徴です。
実際に導入している企業を見ると、複数部署で施工管理を行う企業が多く見られました。初期費用や月額料金、オプション費用を考えると、まとまった金額を抽出できる企業向けのアプリだと予想できるでしょう。
導入企業数No.1の施工管理アプリですが、Apple Storeの評価とレビューは、5段階で「2.9」で、Apple Storeのレビュー数は225件です。
改善の余地があるという趣旨のレビューもいくつか見られましたが、この点は業界最大規模のアプリで日々アップデートが加えられていることを加味すると、改善に期待できると言えます。
施工管理アプリは、現場を円滑に進めてくれる画期的なツールです。ぜひ今回の内容を踏まえて、自社に合う施工管理アプリ選び、現場管理の効率化に役立ててください。
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