CheXの口コミ評判は?料金・機能・導入事例まとめ

引用元:CheX公式サイト

建設現場にとって、図面や資料、工事写真は、品質や工程などの施工管理に直結する重要なデータです。

いかにスムーズに、ストレスなく閲覧、編集、共有できるかは、業務の効率に大きく影響します。 

CheXを活用すれば、iPad・iPhone・Androidなどのスマートデバイスから、これまでにない使いやすさでデータの閲覧、編集、共有の効率化が可能です。 

CheXの基本機能からオプション機能、料金、導入によるメリット・デメリットなどについて詳しく解説しますので参考にしてください。

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目次

CheXとは

引用元:CheX公式サイト

CheXは、建築や設備はもとより、建設業のさまざま現場やシーンで活用できる機能が実装されています。

また、簡単でシンプルに設計されているため、誰でも使いやすいアプリとなっているのも特徴です。 

主な基本機能を以下にまとめました。 

  • スマートデバイスでもA0サイズの図面をスムーズにストレスなく表示
  • トンネルや地下ピットなどオフライン環境でも図面の閲覧が可能
  • CAD、ドキュメント、画像・映像ファイルなどさまざまファイル形式に対応
  • 多彩なメモ機能(手書きメモ、スタンプメモ、写真貼り付け、付箋メモなど)
  • 図面上のピンに写真を紐付けすることができる
  • 複数人でのメモを自動で統合し、瞬時に共有が可能
  • メール通知や各種チャットツールとの連携によりコミュニケーションを円滑化 

これらの機能で記録した写真や図表などのデータを離れた場所でプリントアウトすることが可能です。

運営元『株式会社YSLソリューション』について

会社名 株式会社YSLソリューション
所在地 本社〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町4-9-1 YS関内ビル 
役員 代表取締役社長 橋本 隆司 
設立 1991年(平成3年)7月
資本金 99,000,000円
事業内容 独自の自社製品を開発・提供し、各業界の課題解決を支援しています。  

業務効率化に繋がるCheXの機能

CheXは、建設現場の業務を図面や写真の管理を通じて効率化するアプリです。

また、豊富なオプション機能から自社の業務に最適な機能を選択することで、さらなる生産性の向上が可能になります。 

業務効率化に繋がるCheXの機能が、どのように現場の業務に紐付くのかを解説します。

「見る・書く・共有」を効率化する基本機能

CheXを導入したスマートモバイル1台あれば、大量の資料・文書を持ち歩く必要はありません。 

A0図面やCAD、各種ドキュメントファイルに対応しているだけでなく、資料に手書きで情報を書き込んだり追記したい内容を付箋形式で貼り付けたりできます。 

※実際の操作画面。
付箋の貼り付けや手書きで情報を書き込みが可能

オフラインとなる環境下でも、事前にダウンロードしておけばデータの閲覧・編集が可能です。 

資料上にマークを付ければ、タップするだけで画像やメモを確認できます。

CheXのデータとマップを関連付けられるので、マップからもデータを確認できます。 

資料を印刷時にQRコードを記載すれば、QRコードを撮影することで最新の情報を閲覧することが可能です。 

また、保存済みの写真データから自動的にエクセル形式のアルバムを作成します。

この他にも、さまざまな基本機能により、現場業務は大幅に効率化されます。

さまざま連携機能が現場業務を効率化する

CheXのオプションには、以下のような連携機能があります。 

・チャット連携機能
AQuick、direct、LINE WORKS、Microsoft Teamsと連携し、工事関係者への通知が可能です。 

・ストレージ連携機能
CheX内に、box、Dropbox内に保存されている任意ファイルを組み込むことができます。 

・XC-Gate.V3連携機能
XC-Gate.V3(帳票電子化システム)と連携すれば、ドキュメントの閲覧や共有、帳票の作成までを現場で行えます。 

以上の連携機能の活用により、情報共有の円滑化と迅速化が可能になり、業務全体の生産性向上に繋がります。

CheX BIMは3Dモデル活用で検査業務を効率化

オプション機能のCheX BIM(チェクロスビム)は、3DモデルをiPad・iPhoneといったスマートデバイスから閲覧することができるBIMアプリです。 

スムーズな描画速度により、スマートデバイスから3Dモデルを快適に閲覧することができます。 

※3Dモデルが閲覧できることのほか、進捗状況やメモの登録・管理をすることが可能です。

また、以下の情報を、その場で表示・確認することができます。 

  • 部材の名称や寸法などの属性情報
  • 必要な部材だけの抽出と絞り込み
  • 部材から部材までや通り芯の距離
  • モデルの任意の場所の断面表示
  • モデルを半透明化して対象の部材を強調 

この他、モデルや部材にメモを記録したり、テキストや写真、進捗のステータスも記録したりすることができます。

これらの機能により、品質管理と情報共有、資材発注などの業務の効率化が可能です。 

以上の機能は、検査業務における検査準備、検査実施、帳票作成にも活用できるため、検査業務全般の支援機能としても有効となります。

その他の業務効率化のためのオプション機能

・測定業務機能
Bluetoothで測定器と連携することで、測定データを自動で取得・反映し、判定基準をもとに合否判定や帳票作成を自動で行います。 

・管理ツール
複数の建設現場や所属する利用者を一括で登録・編集できる機能です。 

・画像切り出し機能
配筋検査時の豆図切り出しや電子黒板に挿入する画像を切り取ることが可能です。 

このようなさまざまなオプション機能から、自社の業務の効率化に貢献するものを選択できるのもCheXの特長の一つだといえます。

 CheXの料金・価格

 CheXの料金・価格

CheXの料金・価格について説明します。 

初期費用 無料
月額費用 要問い合わせ
無料トライアルの有無 要問い合わせ

CheXは導入時の初期費用は無料です。月額費用に関しては、プロジェクト単位となり、利用者の人数(1ID=1名様)や必要なデータ容量、オプション(無償・有償)の種類によって違ってきますので「要問い合わせ」となっています。 

無料トライアルはありませんが、製品のデモの依頼は可能です。

デモや見積りの依頼は、公式サイトの「お問い合わせ」から簡単にできます。

CheXのメリット・デメリット

CheXのメリット・デメリット

CheXは、大手ゼネコンをはじめ多くの企業に導入されている、現場の生産性向上のための施工管理アプリです。 

2025年4月の実績では、導入現場数約16,700現場/月、契約数約950件、延べユーザー数約160,000IDとなっています。 

このCheXのメリット・デメリットについて解説します。

 CheXのメリット

図面や資料の一元管理とスムーズな情報共有で評価を得ている、CheXのメリットについて説明します。

現場作業の効率化

拡大や縮小、回転が簡単に行えるので、A0サイズから細かい図面までストレスなく閲覧できます。

工事写真を図面上の任意の箇所に保存・添付できて、手書きや付箋形式などの多彩なメモ機能も利用可能です。 

通信環境の悪い場所でも、事前にダウンロードしておけばデータを閲覧できます。

使い勝手が非常に良く、現場作業を大幅に効率化します。

情報共有とコミュニケーションの効率化

図面や資料を一元管理し、関係者全員で最新情報を容易に共有できるので、作業手順のミスや資材の不備などで起きる手戻りを防ぎ、打合せ時間の削減も可能にします。 

Office文書(Word、Excel、PowerPoint)をレイアウト崩れなく表示でき、アクセスログの確認・エクスポートもできるため、無駄な手間や確認が省かれてコミュニケーションが円滑化されます。

多様な機能と柔軟な利用

基本機能に加えて、高度なオプション機能を活用すれば、面倒な業務の効率化や自動化が可能です。

また、現場ごとの契約なので、工事期間中だけの柔軟な利用ができるのも大きなメリットです。 

オプション機能の一例としては、BIMモデルとの連携、検査業務の効率化による抜け漏れ防止や帳票作成、測定機器と連携した測定値の自動取り込みや合否判定などがあります。

CheXのデメリット

Chexを導入する際のデメリットについて紹介します。

運用にコストがかかる

CheXの初期費用は無料ですが、月額費用などの継続的なコストは発生します。

また、関係者が使用する端末などの準備が必要になり、アプリの操作手順や機能を理解するまでの時間や手間なども考慮しなければなりません。 

オプション機能の選択や既存システムとの連携などについての検討も必要になるため、運営元との十分な打ち合わせが必要です。

セキュリティリスクがある

CheXに限らず、施工管理アプリの導入にはセキュリティリスクが伴います。

担当者によるミスや外部からのハッキングがあるからです。 

使用する端末の紛失や盗難、関係者以外への意図しない情報共有などが原因で情報が漏洩するリスクがあります。 

ユーザーIDやパスワードの不正利用、外部からの不正アクセスによる図面データの流出などのリスクにも十分な対策が求められます。

CheXの実際の評判・導入事例

ここでは、実際にCheXを導入した企業の声を3つ紹介しますので参考にしてください。

鹿島建設 横浜支店

鹿島建設 横浜支店

「紙の図面はA1サイズだと非常にかさばりますが、この大きさでないと細部は読めません。建築図、構造図、設備図(電気設備、衛生設備、空調設備、昇降機その他特殊設備)さらにそれらの施工図など資料は膨大な量になります。また、設計変更や施工調整によって施工図は絶えず変化しています。図面の差し替えが発生すれば、それを関係者全員に周知し配布したり、郵送したりと、以前の図面管理は非常に大変でした。現在ではすべての図面を電子化し、パソコンから修正版の図面をCheXのクラウド上へアップロードし、関係者に一斉メール機能で通知すれば済むので、非常に助かっています」 

引用元:マイナビニュース

三機工業 東京支社

三機工業 東京支社

「以前は図面をメールやUSBメモリで受け取り、当社のメンバーへメール転送するなどの方法で共有していました。こうしたデータの受け渡しはファイルの世代管理が必要であり、連絡漏れがないようにするなど、神経を使う作業でした。CheXを導入したことで、データの転送作業が不要になり、メンバー全員がiPadや現場事務所のパソコンで同一の図面をリアルタイムで受け取れるようになりました」 

引用元:マイナビニュース

東洋熱工業 横浜支店

東洋熱工業 横浜支店

「屋根内の狭い空間には空調設備や電気配線などが複雑に張り巡らされるので、それぞれの干渉を回避するため、毎日のように施工図をパソコンで作成する必要があります。以前はそれをプリントアウトして製本し、関係者に配布するという作業が延々と発生していました。CheXを使うことでプリント・製本・配布といった作業はなくなり、パソコンから図面データをアップロードするだけです。こうした更新作業の時間は半分程度に軽減されました。また、現場に持ち出せる図面の量に制限がなくなったことで、検査時の見誤りも防げます」

引用元:マイナビニュース

CheX導入の流れ

CheX導入の流れ

CheX導入の流れを説明します。 

STEP
問い合わせ

公式サイトから電話か所定フォームに記入しての問い合わせが可能。
(045-345-2763 受付時間 平日9:00~17:30) 

STEP
製品紹介・デモ

問い合わせ後、必要に応じて製品紹介や機能のデモンストレーションを行う

STEP
契約・運用開始

オプションなどの調整をして、見積が提出され承認後に契約へと進み、運用開始。 

STEP
説明会開催

要望に応じて、運用に合わせた社内説明会などを開催。 

まずは、公式サイトにて所定のフォームへ必要事項を記入し、資料をダウンロードされることをおすすめします。

CheXの総合評価

CheXの総合評価

CheXは、建設工事における大量の図面や資料を、さまざまな機能で閲覧、編集、共有できます。 

建設現場のニーズや課題解決に特化した機能により、作業工数や残業時間の削減、現場から事務所に戻ってからの書類作成の負担軽減などが高く評価されています。 

現場における図面や資料の管理と共有を効率化したい、現場と事務所間の情報共有を円滑化したい、施工管理業務全般の生産性を向上させたいという企業にぜひ導入の検討をおすすめしたい施工管理アプリです。

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