クラウド電子帳簿保存サービスSATSAVE(サットセーブ)の導入を検討している中で、下記のような疑問を持たれる企業が多いのではないでしょうか。
- SATSAVEではなにができるのか。
- SATSAVEではどんな機能があるのか。
- 口コミや評判はどうなのか
今回の記事では、SATSAVEの機能や料金、評判について詳しく解説します。
導入を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。
経理人材不足にお悩みの企業様へ!
『Bill One(ビルワン)』
\ 3分でわかるBill One /
インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
SATSAVE(サットセーブ)とは
運営元『アイテック阪急阪神株式会社』について
以下では、SATSAVEを提供しているアイテック阪急阪神株式会社の企業情報を紹介しています。
会社名 | アイテック阪急阪神株式会社 |
所在地 | 本社 〒553-0001 大阪市福島区海老江1丁目1番31号阪神野田センタービル(総合受付13階)Tel:06-6456-5200(代) |
創業 | 1969年6月 |
設立 | 1987年7月1日 |
資本金 | 2億円(株主/阪神電気鉄道株式会社、三菱電機株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社) |
代表取締役社長 | 水本 好信(2023年6月現在) |
事業内容 | 交通システム、エンタープライズソリューション、インターネットソリューション、医療システム、ビルシステム、地域BWA・あんしんサービス、ネットワークインフラソリューション、システム開発受託、コールセンター |
売上高 | 317億円(2022年度) |
従業員数 | 1,219名(2023年3月末現在) |
URL | アイテック阪急阪神株式会社公式HP |
SATSAVEの機能・できること
「SATSAVE」は経理業務に適した機能が多く搭載されており、その主な機能については下記があります。
- 受領した帳票を選んで返信
- ワークフロー設定
- 帳票の一括登録や管理情報のCSV出力
- 電子・紙スキャンのPDF文書を一元管理
- 個社別の項目設定
- 登録書類ごとの参照範囲の制限
- ユーザーの利用機能範囲の制限
- クラウド上に保管
上記の便利な機能について詳しく解説します。
経理業務効率向上
受け取った帳票類を選択するだけで返信が行えるため、送信先を間違えることなく簡単に送信作業が行えます。
さらにワークフロー設定することによって、重要な内容が多い帳票を複数の目でチェックが行えて安心です。
帳票の一括登録や管理情報のCSV出力も可能であり、業務効率化が実現できます。
効率的な文書管理
SATSAVEでは、電子・紙スキャンの文書を一元管理が行えるため、文書管理が効率的に行えます。
会社別で項目が設定でき受領帳票に返信すると、自動で帳票の関連に紐づけされるので、帳票整理が容易に行うことが可能です。
万全のセキュリティ
メール添付不要でクラウド上に保管されるので安全性が高く、PPAP対策にもおすすめです。
登録書類ごとに参照範囲を、ユーザーの利用機能範囲の制限が可能であり、セキュリティ面でも安全な環境を整備できます。
SATSAVEの費用・料金
SATSAVEの利用プランには、使用できる機能や保存できるデータの容量などによって4つのプランが用意されています。
プラン | 無料プラン | ライトプラン | スタンダードプラン | まとめてプラン |
---|---|---|---|---|
月額利用料 | 0円 | 5,000円/月 | 20,000円/月 | 代表会社20,000円/月子会社5,000円/月 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
ユーザー数利用期間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ | 500MB | 2GB | 20GB | 500GB |
容量追加 | 不可 | 不可 | + 20GB8,000円/月 | + 100GB20,000円/月 |
基本機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SATSAVEでは、初期費用・月額利用料が0円の無料プランが用意されています。
無料プランの容量でも約2年分の帳票を保存できるため、まずは無料プランで操作性などを確認して導入を進めることをおすすめします。
SATSAVEのメリット・デメリット
無料プランでも充実した機能を利用できるSATSAVEですが、メリットばかりでなくデメリットの存在についても確認しておく必要があります。
そこでここからは、SATSAVEのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
SATSAVEのメリット
SATSAVEの主なメリットについて、下記の3つが挙げられます。
- 無料プランの内容が良い
- 経理業務の効率化が可能
- 電子帳簿保存法にも対応
ここからは各メリットについて詳しく解説していきます。
無料プランの内容が良い
SATSAVEの無料プランは、初期費用、月額費用共に0円で基本機能の全てを利用することが可能です。
他のプランに比べて、容量が500MBと少ないですが、これは約2年分の帳票データを保存できます。
無料プランでしっかりと使用感や自社との相性を確認して、導入を決定できます。
経理業務の効率化が可能
受領した帳票を選んでの返信や、取引先への送信も簡単に行え、帳票の一括登録も可能となっており、手間のかかるデータやファイルの送受信を簡単に行えます。
ペーパーレス化も実現し、紙書類での管理では膨大な量になっていた書類の管理も容易に行うことが可能です。
電子帳簿保存法にも対応
改正された電子帳簿保存法にも対応しているサービスであるため、追徴課税や青色申告の取り消しといったリスクを防ぐことにつながります。
令和5年12月31日までの猶予期間も迫ってきていますので、早期の対応が必要です。
SATSAVEのデメリット
メリットが際立つSATSAVEですが、デメリットとなる部分もあり、特に注意すべきデメリットは下記の3つです。
- 紙での帳票保存・管理が困難
- インターネット環境が必須
- スキャナー保存は非対応
順に解説します。
紙での帳票保存・管理が困難
電子データで送られてくる帳票だけでなく、郵送にて紙ベースで送られてくる帳票関係については、SATSAVEで一元管理が行えないため、別途保存・管理が必要です。
書類が少ない中小企業では簡単に行えるかもしれませんが、大きな企業ではその書類の量が膨大になるので、注意が必要です。
インターネット環境が必須
SATSAVEはクラウドサービスであるため、インターネット環境下でなければ利用できません。
そのため、電波の悪い場所やインターネット環境がない場所での利用について注意が必要です。
テレワークなどで事務所外での業務を行う際には、その場所のネット環境や電波状況を事前に確認してから、利用をすすめるようにしましょう。
スキャナー保存は非対応
SATSAVEでは、現在スキャナー保存に対応していません。
これからのアップデートで随時改善される可能性はありますが、現在は対応不可なため、データやファイルの保存の際には注意が必要です。
SATSAVEの評判・導入事例
現時点(2023年11月)でSATSAVEの導入事例や口コミなどは見つかりませんでした。
代わりに公式HPには、SATSAVEの使い方やコラムなどがありました。
SATSAVE導入の流れ
SATSAVE導入の流れは、以下の手順で行います。
無料プラン
- ユーザー登録にて姓名、メールアドレスを登録
- 登録したメールアドレスに初期パスワードを送ります。
- 初回ログイン時にパスワード変更を行う
- 無料プラン利用開始
有料プラン
- 利用申込書の提出
- 組織、ユーザー、管理項目等のヒアリングシートを提出
- 利用環境の初期設定(最短で5日程度)
- 有料プラン利用開始
無料プランは、複雑な手続きもなく、即日で利用開始できますし、申込をするまで勝手に有料プランに切り替わるなどの心配もないので、安心して無料プランから試すことが可能です。
SATSAVEの総合評価
以下では、SATSAVEの口コミなどをもとにした、メリット・デメリットを改めて紹介します。
SATSAVEは、電子帳簿保存法に対応したクラウドサービスであり、追徴課税や青色申告の取消などのリスクを軽減してくれます。
経理業務効率化や、ペーパーレス化を可能としており、企業の生産性向上にもつながっていくメリットがあります。
さらにクラウド上でデータを一元管理されるので、管理業務の負荷を軽減してくれます。
無料プランでの利用範囲も広く、気軽にお試しで使用することが可能です。
しかし、クラウドを利用したサービスであるため、インターネット環境は必須です。
さらに紙の帳票については、別途管理しなくてはいけないので、電子データと合わせての管理が必要です。
経理人材不足にお悩みの企業様へ!
『Bill One(ビルワン)』
\ 3分でわかるBill One /
インボイス・電帳法対応のクラウド請求書管理サービス『Bill One(ビルワン)』は、請求書の受領と電子データ化(スキャン)を代行、経理業務の省人化に活用できます。
受け取り請求書100件/月まで無料利用可、申請/承認・一覧表示・仕分け入力・会計ソフト連携などの機能もあり、部署を横断する社内の請求書を一元管理することができます。
まとめ
今回の記事ではSATSAVEの機能や料金などについて詳しく解説していきました。
SATSAVEは電子帳簿保存法への対応、経理業務効率化が実現する、JIIMA認証取得のクラウド電子帳簿保存サービスです。
さらに阪急阪神グループを中心に200社以上の利用実績があるサービスとなっています。
無料プランでの利用範囲も広く良心的なサービス内容です。
文書管理、セキュリティ面においても、便利な機能を多く搭載したSATSAVEを、自社の経理業務の課題の解決にぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。